ご縁があり、1年とちょっとぶりにバングラデシュに帰ってきました。
ということでブログを久々に書いて、公開したらなんと消えていました。なんじゃそら!
1から書き直し。げんなり。
さて前回はインターンでバングラデシュに来ていましたが、今回は仕事です。
そうJICAでのインターンシップ後、無事に希望していた開発コンサル会社に就職し、夢だった道を歩み始めることが出来ました。(協力隊参加から大学院留学、開発コンサル就職までの道のりや選択肢についてもそのうちまとめたいと思います。)
途上国はすさまじいい勢いで発展していくので、1年ちょっとの間でどんな変化が起こっているだろうかと思いながら戻ってきたのですが、意外と大きな変化は感じませんでした。
もちろん街中は工事がバンバンされ、マンションがばんばん建てられ、おしゃれなカフェも増えていますが、カオスのような街の雰囲気も、ゲンナリする渋滞も同じ。
Wifiのつながりは1年前よりも早くなっている気はするかな。
あと、スマホ(特にiphone)のユーザーはより増えた気がする。
(私が使っているレンタカーのドライバーでさえ、スマホを持っていてびっくり。)
ということでスマホユーザーについて調べてみました。増えたなという感覚値は実際どうなのか検証を。
2016年の情報はまだ見つかりませんでしたが2015年のデータから。→Dhaka Tribune
●全人口の1/4がインターネットにアクセス
●バングラデシュの携帯電話市場は 10億ドル(2015)
●スマホユーザー数 310万人→820万人(2015年)に増加
●ガラケーユーザー数は 6600万人(2014)→7000万人(2015)
●スマホは携帯出荷数のうち23%だが、収益の60%をしめる
バングラの人口は1.6億人なので、単純にユーザー数を人口で割ると5%がスマホを持っていて、43%ほどがガラケーを使っている。もちろん複数台持っているユーザーもいるので単純計算ではあれだけど。
2014年には2%ほどしかスマホを持っていなかったので、2.5倍ほどユーザーが増えている。
2016年の現在はもっと増えているだろから恐らく3~4倍くらいになっているのではなだろうか。ということはスマホ持っている人増えたなという印象はやはり正しい。
特に私が出会う人達はだいたい中流階級の人たちである。ガラケーからスマホに乗り換える人たちも中流階級以上の人たちからなので、そういう意味でも私が出会う人達の中でスマホが爆発的に増えているように感じたのだろう。
ちなみにバングラの中流階級の人たちは2015年で7%だそう。この記事によると平均年収5000ドル。記事ではMAC(Middle and Affluent Class)と定義されていて月収401ドル以上で購買意欲のある人達だそう。
ということで、バングラのスマホユーザーは増えてました。
ちなみに2015年の数字でこれなので、今はもっとユーザー増えていると思われるので中流階級以下にもどんどん広がってきているのでしょう。
私のドライバーもSamsungのスマホ使ってますが、彼の月給はだいたい2万円いかないくらい。それでも割といいスマホ使ってます。たぶん彼の月給くらいのものを使ってます。
おしまい。
