K先生は初代校長の奥様で
何故か校内に家が建っていて
家庭科とお作法を教えてくださって
クリスチャンディオールのロイヤルブルーのスーツをいつもお召しになられていて
とにかく
怖え~
うるせぇ
つかまると長げー
の三三七拍子。
こんなマンガみたいな人居るんだ!?ってビビるくらい特徴的。
だけど他の先生やシスターが目くじら立てて怒ってる時には
子供みたいなチャチャを入れて
八方塞がりな気持ちに風穴を開けてくれたりした。
模範生であるべき寮生だった私は
本当によく目をかけていただいて
下校時
私『さようなら~』
K先生『ちょっとHさん(私の旧姓)待ちなさい!
さようならじゃなくて、
ご機嫌ようでしょ!!』
次の日
私『ご機嫌よう』
K先生『ちょっとHさん待ちなさい!
ご機嫌ようじゃなくて、
ご機嫌よう、お健やかにでしょう!!』
さらに次の日
私『ご機嫌よう、お健やかに』
K先生『ちょっとHさん待ちなさい!
ご機嫌よう、お健やかにじゃないでしょ!
ご機嫌よう、お健やかに。神の恵みのあらんことを。でしょ!』
と、もうそれイチャモンだろっ
ってくらい執拗にご指導いただきまし た。三日目は先生も半分笑ってたけど。
そんなことも今は懐かしく思います。
そして卒業生は、自分がいかにK先生に指導されたかが
自慢の一つになってて
集まれば必ず自分と先生の話を
競って喋ります。
K先生、ありがとうございました。
K先生は死なないのかと思ってました。
だから悲しいしビックリしたし、
声をあげて泣いちゃったけど
どうぞ安らかにおやすみください。
ご機嫌よう、お健やかに
神の恵みのあらんことを!