Dear K...
その日はレントゲン撮影をし、以前から指摘されていた赤ちゃんの頭の大きさを確認するだけの予定が、あれよあれよ、、、と言う間にそのまま手術に。自宅に荷物を取りに帰宅することもできませんでした。
そして産婦人科、外科、麻酔科、小児科、、、帝王切開するとはこんなにたくさんの先生にお世話になるなんて。そして急に入院するための荷物を届けてくれた父、その荷造りをしてくれた母、生まれたらすぐビデオが撮影できるようにとビデオカメラを買いに電気屋さんに走ってくれた弟夫婦、心配で待ちこがれていた姪たちにおばあちゃん、所沢のお義父母さんたち、そして東京から里帰り先まで緊急で来てくれた夫。Kちゃん、あなたは本当にたくさんの人に誕生を待ち焦がれられて祝福され、喜ばれたのですよ!感謝と、生まれた感動で涙が溢れてきました。
わたしにとって初めての手術。リラックスするためかディズニーの音楽が無機質なオペ室に鳴り響き、先生同士がバタバタと挨拶を済ませ、緊急オペだったのでわたしの気持ちだけがなかなか追いついていきませんでした。
下半身麻酔のため、手術の過程は全てわかりました。あなた生まれるとき、K頑張ってー!と叫んでいました。泣き声より、羊水をゴボゴボと吐き出す?音が聞こえたからか呼吸の心配をした記憶があります。
