5月に5年検診があり、マンモもエコーもきれいで再発もないので、7月いっぱいお薬を飲んだら、これで治療は終わりです。最近は週に一度は薬を飲み忘れる体たらくぶりだったが、Y先生に「お薬終わりね」と言われた瞬間、手かせ足かせが一瞬にして外れて自由になった気がした。お薬をやめると、体調に変化が出るかもしれないので、次回11月の通常診察まで観察しておくようにとのこと。
この5年半、たくさんの出来事を経験した。そのせいで「元気で明るく今日も生きていられる」なら他のことはどうでもいいじゃないと、あまり物事に執着しなくなった。フロイトによると人間の生きる原動力は、「働く場があること、愛する人がいること」だそうなので、この二つだけ大事にしていけばいいんじゃないかと思う。
さて、次に病気になるまで、しばらくブログはお休みします。でも細々とではありますが、勉強は続けていくつもり。ここしばらくは、エリザベス・キューブラー・ロスの死生学の本を読むつもりです。「死ぬ瞬間」を読むと、死とは生の一部であり、死を迎える人にウソをついてはいけない、ということがよくわかります。意外と面白いので、皆さんも機会があったらどうぞ!