近頃、安倍元首相暗殺事件に関して新聞も週刊誌も月刊誌も全く取り上げなくなった。
山口敬之氏は独自に事件に関して調査、検証をされ、その経緯をネット上で発信しておられる。
https://www.youtube.com/watch?v=kYK7b3PWAW0

この度、山口氏が月刊Hanada上で『週刊文春』「疑惑の銃弾」が報じなかった安倍暗殺もうひとつの「疑惑」と題して安倍元首相暗殺事件の疑惑を論じておられる。その舌鋒は鋭い。

 


●救急救命医が銃創だと証言した右前頸部の2つの傷を奈良県警は1つは擦過傷だったと説明を変えた。
●事件後80日も経って右上腕部の弾丸の存在を明らかにした。
●事件当日撮影したはずのレントゲン写真が未だに公表されていない。
●山上の狙撃位置について、当初「真後ろ」としていたものを「左後ろ」と変えた。
●救急救命に当たった福島教授は57歳のベテラン。司法解剖を行ったK教授は40代半ばの若手。奈良県立医大には羽竹教授という司法解剖の大ベテランがいるのに声が掛からなかったのはなぜか。
●奈良県警では13年前に留置所暴行致死事件が起きている。この時、奈良県警の意思に反して羽竹教授が司法解剖鑑定書の一部を遺族に開示した。
●奈良県警は当初、心臓の損傷について一切言及せず、数週間後「心臓マッサージによる挫滅」と説明した。
●文春が指摘した疑惑は
①山上には撃てない右前頸部の銃創
②見つからない致命弾
③心臓の傷を巡る矛盾
④背広に開いた6つの穴
⑤「第3の銃弾」も行方不明
⑥揺れた右襟のナゾ
⑦公表されないレントゲン写真
⑧警備体制の不備
⑨大幅に遅れた救急搬送
⑩司法解剖医選択の怪
⑪5日も放置された現場
⑫「常識破り」の捜査
●当日、安倍氏は銃撃後23分現場にとどまり、救急車とドクターヘリを乗り継いで奈良県立医大附属病院に運び込まれたのは49分後だった。
●奈良県立医大附属病院よりはるかに近い1/5の距離に奈良県総合医療センターという救急救命センターを備えた大病院がある。
●奈良県総合医療センターが選ばれなかったのは現場で蘇生不能と判断されたからではないか。
●2つの医療機関の最大の違いは奈良県立医大附属病院は司法解剖ができる病院だったということ。
●安倍氏が「救命不可能」と判断したのは誰か。
●銃撃直後に安倍氏の蘇生措置を行った中岡医師は、安倍氏の蘇生を諦めてはいなかった。
●安倍氏の搬送先を最寄りの奈良県総合医療センターにしなかったのは医療関係者の指示ではなかった。

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最近、もしやと思い、S社の営業の方に「安倍晋三さんのポスターが余っていたり捨てるようなものがあれば貰えないだろうか」とお願いしたところ、快く譲っていただいた。これを壁に貼り、裁判で真実が明らかになることを祈願しよう。