1月13日、奈良地検は山上容疑者を起訴した。近日中に裁判が始まる。
真相究明に奮闘しておられる青山繁晴氏の動画を掲載させていただく。青山氏の奮闘ぶりは実に頼もしい。真実が明らかになることを期待したい。

 

【ぼくらの国会・第459回】ニュースの尻尾 「安倍元総理暗殺 真相に迫る」

 

山上容疑者の精神鑑定の結果、刑事責任を問える。と検察が判断した。裁判が始まる、おそらく2月以降。
この問題を追及しているのは国会議員では青山氏一人だったが、先日、高鳥修一衆議院議員が青山事務所を訪れ、青山議員が事件に取り組んでいる姿を見て心が動いた。議員連盟を作って会長になってほしい。と要望された。
しかし、議員連盟は任意団体なので力が弱い。私は会長にはならない。
自民党の正式機関で公判が始まる前に警察庁に水面下で真実を言える範囲で明らかにするよう働き掛けたほうが良い。公判が始まると検察と弁護団の駆け引きがあるので公判前が望ましい。

いくつかの新しい事実が判明した。
救命措置を行った奈良県立医科大学の福島教授と司法解剖を行った教授の見解が一致しない。

福島教授の言った「心臓の穴」について、警察側は以前は心臓に傷はないと言っていた。
その後「銃創ではない傷がある」と認めた。
議論の末、発言が変わった。「挫滅(ざめつ)」(外部から強い衝撃、圧迫を受けて内部の組織が破壊されること)があった。
どういう力が安倍さんの心臓に加わったか。救命措置の段階で強い力が加わった可能性がある。
救命医の見立ては止血を優先しているので挫滅を銃創と見た可能性もある。
司法解剖は非常に丁寧にされるので、その結果は民主主義を信じる立場からいえばはっきりしている。
しかし、(挫滅は)死因ではない。
死因は左右の鎖骨下の動脈の損傷による失血死である。

弾道の検証など解明しなければならないことはいくつもある。
世界の意識は1963年のJFK暗殺事件に似ていることにある。
オズワルドは仕立て上げられた犯人で、ケネディに致命傷を与えた犯人は他にいる。
今回の事件の陰謀説を払拭するためにも警察はきちんと説明しなければならない。
オズワルドは殺される前に「PATSY(俺は嵌められた)」と言い残した。
昨年青山氏は、JFK暗殺はCIAの一部が加担したとの結論を得た。
JFK暗殺は今もアメリカの民主主義に禍根を残している。それを日本に持ち込んではいけない。
警察庁長官が定例会見で会見なさるべきと要求したら、脅迫された。
脅迫に反発して青山氏が1日待つから答えろと言ったところ、奈良県議会において議員の質問に答える形で県警本部長が答えた。
そうではなくて、警察庁長官が「私の調査に基づいた」真相を国民の前に出せるものは出すべき。