昨日、13時11分。


娘はお空へ行きました。




朝から意識はほぼ全くないものの、バイタルは安定していて、いつも通り穏やかに過ごしていました。




たくさん私の話を聞いてもらい…。




12時10分頃、首周りに発疹が出て、あれっ?と思いながら少しの間さすっていると、一気に全身チアノーゼが出始め、パルスオキシメーターを付けるとサチュレーションは50代。




脈は160代でピピピピ…という異常を知らせる音がなり続けました。




吸引しながら娘の名前を呼び、「聞こえる?おっきく息吸って!」と声をかけると、ゆっくり大きな呼吸を3回して、そのまま呼吸が止まりました。




それまで酸素を全く使っていなかったため、酸素の準備をしながら往診医と訪看に「呼吸が止まったので来てください!」とだけ伝えて電話を切り、バイタルを計りましたが、察しました。




点滴を止め、酸素だけは付けて、声をかけながら先生たちがくるのを待ちました。




呼吸は止まったままですが、脈は触れることができ、心臓は動いていました。




訪看さんが来てくださり、少ししてから往診医も到着。




しばらくして心臓も止まりました。




急変して1時間も経たずに娘はお空へ旅立ちました。




2日前までは何とか少しだけ反応があり、こちらの声かけにも反応することができていましたし、3日前までは短時間車椅子に座って口に入れてあげることができていました。




そして、最後の最後まで娘はリハビリを続けると意思表示をし続け、意識レベルが下がっていた中でも2日前まで自主トレまでしていました。




1ヶ月前、動かしにくい指でかなり時間をかけて私宛のLINEに入力していた内容。




「今の状況は厳しいのは分かっているけど、治療法が見つかるまで絶対に生きてやる!まだやりたいこと、行きたい所、食べたい物いっぱいある。奇跡を起こす」




本当に強い子でした。





最後の最後まで諦めずによく頑張りました。




痛みや吐き気、痙攣、肺炎を起こすことなく最後まで穏やかに過ごせたこと、本当に良かったですし、苦しむ姿を見せなかった娘、娘らしいなと思います。




意識がほぼなくなった2日前から亡くなる直前までは悔しい気持ちでいっぱいで、突然涙が出て止まらなくなることが多かったですが、今は気が張ってるのもあってか、割と冷静に過ごせています。




前回書いた4つの娘の希望は叶えられましたし、やれることはやったという気持ちと、これ以上にないくらい頑張り続けてきた娘の姿がそうさせているのかもしれません。




もちろん思うことは色々ありますし、落ち着いたらまた色んな感情に押しつぶされそうになるのかもしれませんが、今は少しでも穏やかな気持ちで娘の近くにいようと思います。




応援してくださったたくさんの方々、ありがとうございました。