さて今回は
抗がん剤治療を終えてからウィッグを卒業して地毛生活に戻るまでのプロセスです






【脱ウィッグの時期】


抗がん剤治療が終わり無事発毛してきたら
はて、このウィッグ生活はいつまで続ければよいのだろうか…?


早い方で5〜6ヶ月ぐらいでしょうか


時期に関してはその方の髪の毛の生え具合というよりは
早く取りたい!欲の大きさによると思います


そう、きっと気持ちの問題


職場等にカミングアウトしていて
今は今でせっかくだからベリーショートを楽しみたいのよ♪ なんていう方は早めに取っちゃいます


逆に普段の生活の中で
療養していた事もバレないぐらい自然にウィッグから地毛に移行していきたいなんて方ももちろんいらっしゃるので
あまり奇抜じゃないショートヘアになってから外すという方も多いです


平均で1年半ぐらいが多いでしょうか


ちなみにわたしは1年9ヶ月間のウィッグ生活でした


だけどそれ以前にも
お休みの日や仲の良い友だちと会ったり近場に出掛ける時なんかはがんがん外していましたちゅー


取ったタイミングは
完全に気分!です♡






わたしの知っている方の中には
(元々の)ロングになるまで取らない!!と決め込んで2年ぐらい被っていた方もいます


地毛の生え揃い具合に自信がないので
5〜6年以上ずっと被っている方もいます


本当に人それぞれです






…ウィッグも可愛いですからねデレデレ






【ウィッグ使用中の地毛ケアについて】


先に言っておきたいのは
「絶対に生える!」なんていう便利グッツはこの世に存在しないと思います


とりあえず今のところは


(あ、薬飲むなら別かなー
でも飲んでいる期間だけの発毛だしもちろん副作用もありますぜ真顔


それを踏まえて


だけど頭皮や髪の毛に良いことは先々の為にもやっておいて損はないかと


結論から言うと
「血流」を良くすることが大切です!


冷えているよりは温かい方が良いし
リンパを流してあげたりだとか
頭の血の廻りを良くしてあげましょう


いわゆるヘッドスパ的なメニューは血流を良くすることが出来るのでとてもよいです


それプラス
毎日30秒でもいいので自分でもマッサージしてあげるととてもとてもよいですデレデレ


シャンプー時とかお風呂で温まっている時に頭皮を動かすようにぐりぐりとやっちゃいましょう
強すぎず弱すぎず


がしかーし
自分でやるマッサージの最大のデメリットは
ちょっとも気持ちよくないこと!
だから続かないのだねニヤニヤ


なのでまぁそこは素直にプロに頼っちゃったらいいのではないでしょうか


脱ウィッグ待ちの間は
カラーとかトリートメントとかパーマとか諸々の時間や美容院代は掛からないので
その分をスパやマッサージ代にまわすのは名案だと思いますちゅー






NGな事としては  
頭皮や髪の毛を強く圧迫する状態が続いたり(ウィッグを長時間きつめに被るとかいつも前髪ちょんまげとかカチューシャしてたりとか)
引っ張ってしまったり(その気はなくても枕に擦れるとか)


生えたての髪の毛はただでさえ敏感なので
強く引っ張ったら擦れたりするとすぐに抜けてしまいます


滝汗


そして洗浄力の強いシャンプーを使わないこと


市販のシャンプーは全部
洗浄力めちゃ強!です!
これは例外なく


肌に優しいものを選びましょう


リンスやコンディショナー、トリートメントの類いはこの時期は使わなくてOK!


てか使わないほうがいいです◎


…。
シャンプーについては✂︎本業すぎて拘りがありまくります為、説明がかなり長いです笑←
なので端折りますニヒヒ


本気で気になる方はお店に遊びにきてください笑
もう来ている方は是非わたしに聞いてみてくださいニヒヒ






あとは基本的なところですが
しっかりと寝ること
しっかりと食べること
ストレスなくよく笑うこと


そんな普通のことが
とっても大事なように感じます






【初カラー・初ストレート】


初カラー!!
私の場合抗がん剤治療後3ヶ月




早っ笑い泣き


しかも2回もブリーチしました


和田アキ子からのピーター 
といったところでしょうか……。真顔


ちなみに頭皮めちゃくちゃ染みました


治療後すぐのカラーリングは主治医に止められているという方が結構いるみたいです


たしかに治療後すぐの頭皮は敏感になっている事が多いので薬剤が染みやすかったり
トラブルが起きるリスクも少し上がっています


髪の毛自体も細かったりすると
ダメージで切れ毛リスクも否めません


そこらへんは本当に個人差があるので
毛と相談です!!


以前の髪の毛よりも明らかに細かったりしたら弱っているので無理に早くカラーリングはしない方がよいかと思います


もしくは根本には付けないで暗い色のカラーリングですね


毛や頭皮の状態を見極めないで間違えてセルフカラーなんてやったりしちゃうと
頭皮が荒れてしまったり
もしくは毛がチリチリになってしまったり
最悪の場合切れてしまう事もあるのでくれぐれも気をつけましょう


市販のカラー剤は思っているよりも刺激が強いものが多いです
年々進化してきているとはいえ美容院のカラー剤の約7倍のダメージを伴うと言われています


元々の髪の毛が強い方だと一度や二度じゃ特にダメージを感じない方も多くいます
が!ダメージは内部に蓄積していくのです


花粉みたいなものですね真顔






だけどもカラーは楽しいです


ロングの頃だったらダメージを気にしてやらないような色にもここぞとばかりに挑戦してみたり


どうせウィッグ被るからねって
人生初ハイトーンにチャレンジする方も多いですちゅー




アイコンにしているこの写真のカラーも
ずっとやりたかったカラーでご満悦でした♡


あとは
まだ脱ウィッグはしないけれどウィッグからはみ出る毛だけ黒いのを気にして
ナチュラルなブラウンに染める方も多いです


暗めの茶色でも真っ黒とは大違いなので
たとえ見せるのが家の中だけだとしても確実にイメージが変わってテンション上がりますよ






それから
前回も少し触れましたが
あまりに癖が強い方でしたら縮毛矯正をお勧めします


縮毛矯正と言っても
今はあの昔からイメージするような真っ直ぐすぎるおださいストレートにはならないのでご安心を


脱ウィッグに向けてストレートのご相談に来る方はとても多いです


あまりに強い癖ですと
一度全体にしっかりとかける事もありますし


活かせそうな癖の場合は前髪や耳周り、襟足等
気になる部分だけナチュラルにかけて
他の地毛の部分と馴染ませたりする事もあります


特に頭頂部なんかはボリュームがあった方がいいので
実は癖がいい感じの仕事をしてたー!なんて事も少なくありません


伸びた時にも自然になるように見極めてかけるのがおすすめです


ちなみにずっとかけ続けなければならないかと言うとそうでもなくて
大概の方は段々と以前の髪の毛に戻っていくので
一度かければ充分という方が多いです


気になったらまたかけ直すのもありですが
縮毛矯正は基本的にかけた部分は半永久的なので
そんなにマメなかけ直しは要らないですよウインク






ただとても技術のいる施術なので
ちゃんと調べてから受けてください


ストレートの薬剤はカラー剤よりも遥かにダメージを伴います


わたしがストレートをする時は
基本的にトリートメント剤に近い化粧品タイプの薬剤を使用したりしますが
それでももちろんダメージはあります


くれぐれも慎重に





…相変わらず文章長いなぁわたしゲロー


長すぎるのでまた続く






次はエクステや部分ウィッグや新しい増毛技術なんかもご紹介できたらちゅー





これヘアループっていう増毛メニューの体験中♡
(昨日の話。)






それではまた