2017.11.14


長い長いいちにちだった





旅行から帰ってバタバタ…やっと
婦人科で紹介された社会福祉法人の病院へ


なぜそこを紹介されたのかは未だに謎だけどw


ただ家からドアツードアで30分掛からずに行けるのはなかなか便利だった


普段は降りない駅で降りてよく知らない街を歩きながら
頭の中はもぉ不安でいっぱい


さて、普段ほとんど病院に行く事がない私は
大きいロビーに戸惑いうろうろ… 
  

なんとか婦人科に辿り着きました


予約はする事ができなかったので
待つよとは言われていましたが…
本当にけっこう待つのね💦

 
結局2時間弱待ちました
その間もiPhoneで病気の事ばかり検索!
あぁもう
不安は募るばかりだよ


ようやく自分の番になって診察室に通されました


はじめましての先生は
細くて白くて優しそう(で気弱そう)なK先生
  

私ってば職業上なのか
接客にはかなりうるさい笑
(病院は接客じゃないけどね)
少しでも引っ掛かるとすぐ嫌だって言い出すけど
とても物腰が優しくて
話してて全く嫌な気がしなかった先生は
かなりめずらしかった笑


まず問診を軽くしてから
例の拷問台での触診と
超音波エコー
CT
採血
だったかな…


お腹の上から超音波を当ててエコーを一緒に見たときは
うっかり泣いてしまった


だってこぉやってエコーで自分のお腹の中を見るのは
妊婦さんになってからって思ってたから
そんな事考えてたら
なんか悲しくなっちゃって😣


やたら同じとこばかり
やたら時間かけて見てる……


そして元の部屋に戻って一言


「どうも良いものと思えない」


はっきり言って欲しかった
けどはっきり言われるのもこわかった
誰か助けて欲しかった


K先生曰く
・左卵巣の腫瘍が10センチ以上に大きく腫れ上がっている
・開腹の手術で取り出さないといけない
・腫瘍の一部が充実性と思われる
・今のところ60パーセントの確率で癌だ


という感じだったと思う


どっちにしろ同日にできないMRIの検査と
腫瘍マーカー、CTの結果等を聞きに来ないといけないので
次回の予約だけ取って病院を後にした


頭の中はぐるぐるぐるぐる
色んな想いがめぐってきた


その後予約していた脱毛サロンに行き
更に矯正をしている歯医者にも行き
予定通り1日をこなしてから帰宅した


いちにちひとりで居たので
正直いつどのタイミングでも泣き出しそうだった


10センチ以上大きくなってたなんて…
そりゃ辛かったよね
調子も上がんないはずだよね
最近の不調の理由がやっとしっくりきて
何故か少し安心というか
自分に対してやっと発見してあげられたことに
少しだけ良かったと思った


全然良くはないけどな!!!😫





家に帰って母に電話した


母とは比較的仲は良い方だと思うけど
電話なんて久しぶり


「あのね、あたし癌かもしれないんだ…」


不覚にも泣いてしまった
今日いちにちひとりで張りつめてた気持ち
誰かに聞いて欲しくて堪らなかった


母もまた泣いていたと思う


「なんだぁ、電話なんてくるから結婚の報告かと思ったじゃない〜……」


ごめんね


本当にごめんね


この日はひとりで眠れそうもなかったから
彼がすっ飛んで来てくれました


詳細は話さなかったけど
何かあったとは思ってくれたんだろうね


ありがとね


あーーー長い長いいちにちが終わったよ