23390)SHORT STORYSカケガエノナイモノ㉑ | くわっちの推しと好きなことのブログ

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お互いに驚かないことに2人は笑った。


阿弥)「松井さんは私が聞きたいことはわかってますよね?」

玲奈)「玲奈でいいですよ。優馬さんのことですよね?」

阿弥)「刑事さんからあるとこで生きていると…」

玲奈)「はい。生きています。元気です。ですが記憶がありません。」

阿弥)「そこには私は行けませんか?」

玲奈)「ごめんなさい、それは無理です。なんせ別次元ですから。」

阿弥)「なら何故玲奈さんはここに来てるんですか?なんの為に?」

玲奈)「私は特別な力を持っていてこの世界とあちらの世界を行ったり来たりできます。私はあちらにきた人の大切な人、物がどうしてるか様子を見に来てます。」

阿弥)「なら私の事を話して貰えませんか?(帰ってくる事)待ってると」

玲奈)「実はその事はあちらの掟でできないんです。ですが阿弥さん…」

阿弥)「はい。」

玲奈)「あなたが優馬さんをカケガエノナイモノ、カケガエノナイヒトと思ってるなら更に想いを強く念じてください。きっと優馬さんに伝わります。」

阿弥)「しかし…それは今までもやっています。それだけで本当に帰ってくるのですか?」

玲奈)「優馬さんも思い出そうと必死です。優馬さんは私がここに来てること、きっと知ってます。私はここに戻ってこれるようにやるべきことをやるだけです。」と言うとあっという間に姿を消した。


阿弥)「玲奈さん…」本当に想うだけで、帰ってくるのか疑問に感じたが玲奈に会い、玲奈の表情をみて信じることにした。とりあえずこの事を彩姫に話した。