23337)SHORT STORYSカケガケノナイモノ⑭ | くわっちの推しと好きなことのブログ

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優馬は玲奈に連れられ、喫茶店に入った。

 玲奈)「こんにちわ。」

店主 )「あ~玲奈ちゃん。あれ?今日は色男と?」

玲奈)「そうですね。私はいつもの、優馬さんは?」

優馬)「じゃあアイスコーヒーで」

店主)「レモンティーとアイスコーヒーね。今コーヒー落とすから少し待ってね。」

優馬)「レモンティーなんですね?」と苦笑。

玲奈)「コーヒーも美味しいのだけど私はここのレモンティーも好きなの。」

店主)「レモンティーはリプトンだけどね(笑)」と優馬もぷっと笑った。

玲奈)「いいの。で優馬さんに相談があるんだけど…」

優馬)「相談って…今日で2回目なんですが自分でいいんですか?」 

玲奈)「優馬さんが適任かなって」

優馬)「適任か~で、なんです。」

玲奈)「龍一さんのことです。」

優馬)「龍一さん?」

玲奈)「龍一さんが何故ここにいるか知ってますよね?」

優馬)「はい。ご本人から色々と」

玲奈)「実は亡くなったと思われていた妹さんが生きていたとしたら優馬さんはどう思いますか?」

優馬)「えっ…どういうことですか?」

玲奈)「正直に言うと生きてある施設にいます。ただずっと植物人間としてですが…」

優馬)「何故知ってるんですか?ここじゃそんなこと分からないじゃないですか?」と興奮気味になる優馬。そこへ、

店主)「アイスコーヒーどうぞ。まずは1口飲んで落ち着いてな。」

優馬)「あ、はい。すいません」とアイスコーヒーを一気に飲み干した。


優馬)「自分のことといい、今の事いい、玲奈さんは一体誰なんですか?」

玲奈)「ごめんね。知りたいよね?」

優馬)「………」

玲奈)「私、タイムリープができるの。」

優馬)「タイムリープ?」

玲奈)「自在に時間を移動出来ることが普通だけど私は優馬さんがいた世界とここの世界をいったりきたりできる力があるの。だからさっきまであっちの世界にいたの。」と玲奈が話した。