現世界…
しばらくすると
?)「あの~柴田さんと竹内さんですか?」
2人)「はい。」
金山)「金山です。どうも。」
2人)「わざわざありがとうございます。」
金山)「兄から話しを聞きまして…」
彩姫)「もしかして金山さんのお身内の方なんですが?」
金山)「兄でして…兄の申し出は断れなくて……で彼女について何を聞きたいと」
彩姫)「事件についてとそのお兄さんが失踪したことについてです。私達が何故聞きたいかお兄さんから聞いてますよね?」
金山)「聞いてるけど不可解なことが、多すぎて上からも話す事は止められてる。まだ捜査が、終わってる訳じゃないからね。」
阿弥)「わかってます。」
彩姫)「阿弥…」
阿弥)「でも…彼女は…妹さんは…帰ってきてほしい、近くにいて欲しいと思ってます…私も一緒だから…」しばらく沈黙があり、阿弥の切実なる表情をみた金山は
金山)「実はここに来る前ある人に会ったんだ?」
彩姫)「あるひと?」
金山)「松井という、女性に。その人が彼女のお兄さんはあるとこで生きてますと。」その話しにピーンときた阿弥が、
阿弥)「ちゃんと聞かせてください。」と前のめりに聞いてきた。
金山)「突然呼び止められ、
彼女事を知っていると、それと失踪している兄が生きていることを話したんだ。」
阿弥)「なら何故彼女のとこに来ないんですか?」
金山)「それがにわかに信じ難いんだが、この世界じゃないこの世界と同じだか異世界?にいるということなんだが信じられる?」
彩姫)「現実離れしてますよね?」
阿弥)「でも落ちたはずの穴がなくなっているから…」
金山)「自分は思わず嘘だろって声に出ちゃったよ。でその松井と言う女性にその話しが仮に本当だとしてその兄はこの事を知ってるのか聞
いたら…」2人は生唾を飲み込む音がしっかり聞こえるぐらい真剣に聞いていた。