22655)SHORTSTORYSカケガエノナイモノ⑩ | くわっちの推しと好きなことのブログ

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迷山村…


ある日優馬は隣町に出かけた。

優馬)(ふーん、なんか懐かしい感じするな~)と現世界にいた頃を思い出したかのように歩いていた。そんな時


?)「あの~、あの~」とどこからか呼ばれた気がしてキョロキョロした優馬。そしてその声の方をみるとそこには女性がいた。


優馬)「えーッと呼びました?」

女性)(笑顔で頷く)

優馬)「何か?」とゆっくりと近づいた。

女性)「突然すいません、こちらにお座りください。」と目の前のイスに強制的に座らせられた。周りをみるとどうやらここは占い屋らしい。


優馬)「占いですか?」

女性)「突然お声かけして申し訳ありません。私は占いをやっている玲奈と申します。」

優馬)「あ~はい」

女性)「多分この世界で占いなんて…と思われたかと思います。ただ私はその人のことが見えるんです。」

優馬)「見える?」

玲奈)「はい。あなたのことがわかります。あなたは優馬さんとおっしゃいますね?」

優馬)「えっ⁉️何故分かるんですか⁉️」

玲奈)「この世界に落ちてきたことも知っています。」

優馬はあまりにのことに声が出なかった。


玲奈)「ここにきてなんか懐かしいな~と思って歩いていませんでしたか?」

優馬)「確かに…」

玲奈)「ここはあなたがいた世界に似てると思います。しかも小さい頃の」

優馬)「記憶はまだ戻ってきてないのですが似てるかもです。」

玲奈)「あっ?そろそろ村に帰るバスがくる時間ですね?私のところにきて頂ければ優馬さんの知りたい事のてがかりを教えてあげることができます。」

優馬)「手がかりだけですか?」

玲奈)「はい。それがこの世界にのルールですから。あっ?バスきました。お待ちしてますね。」と笑顔で優馬を見送った。


優馬は帰りのバスの中で不思議な気持ちでいた。そして数日後また玲奈のとこに向かった。