そしていつの間にか席には綾巴の母親と兄、祖父母、優の両親と朝子、舜が座っていた。
こんなサプライズがあるとは思っていなかった優はすでに涙目だった。朝子にまだ早いよって言われ目をこすってごまかした。
そして優のもとに綾巴が到着した。そして二人で牧師の方をみる。となんと牧師は玲奈だった。小さな声で
玲奈)「私がいないと始まらないでしょ‼」と真剣な顔して話すので二人は苦笑した。そしてホンモノの牧師を演じる玲奈のもと結婚式が始まった。
そうして一通り式が終わり本来はブーケトスとなるのだがここには独身女性が玲奈と朝子しかいないためお店でやることにした。
それからお店に向かった。お店は準備が整え来賓者を受け入れていた。
お店の広さもあり一応は立席にしてはあるものの沢山は呼べないため丸山監督夫妻、珠理奈、陽菜、俳優時代からの友人片山亮ら数人だけとなった。勿論玲奈も。しかしその玲奈が一番ハシャギ一番動いていた。そして珍しく酔っ払い一番奥のとこで床に座り込みそのまま寝てしまった。
珠理奈)「大好きな二人が幸せになってすごく嬉しかったみたい。」そんなことを聞いて綾巴は事務所から毛布を持ってきてかけてあげた。
綾巴)「玲奈さんありがとうね。初めは苦手だったけど今は大好きです。」それを聞いていたのか⁉ちょっと微笑んだ。
会も終わりになりみんな駐車場に集まりブーケトスをすることに。
綾巴)「みんないい⁉いくよ~」と勢いよく投げた。なんと受け取ったのは・・・いつの間にか起きて参加していた玲奈だった。
玲奈)「やった~。う~んでも私は要らない~」
全員)「え~」
玲奈)「私は今のこの仕事が大好きだから当分結婚はしないから~え~と誰にあげようかな⁉」
真理佳)「じゃあ谷に~」
玲奈)「え~と」と真理佳スルーされ残念がった。
玲奈)「朝子ちゃんにあげる。なんとなく今幸せの匂いするから」と渡した。この時は意味がわからないな~とほとんどは思ったが優だけは玲奈の動物的嗅覚を知っていて気になっていた。
無事に披露宴も終わり、解散した。
玲奈)「綾巴ちゃん改めておめでとう。これ二人からね。」と小さな包装された箱だった。
店側は片付けをして全員が寮に行き二次会をすることになった。
そこで初めてお酒を呑んだ綾巴はこんな感じ。
亜香里)「そうね⁉これは大変だ~」と言ってる亜香里も酔っていた。大人組は朝までのんでいた。起きたあとはみんな大変だったがそれはそれで楽しい思い出に残る結婚式になった。
それから3年後。二人には綾優(あやは)という女の子が産まれました。性格は母親の綾巴ににてツンデレだそうです。
僕の彼女はツンデレ娘⁉おしまい‼



