従業員もそれぞれに短冊に願い事を書いて吊るした。しかし綾巴だけはなかなか書かない。
いや書いたけどみんなにみられるのは恥ずかしいのだ。
一応みんなに促され吊るしたのは「アイスを死ぬほど食べたい‼」だった。亜香里は
亜香里)「それって毎日食べてるからいつ叶ってもおかしくにないね」とボソッと言うと
綾巴)「あれじゃダメだもん‼」
亜香里)「さっき真剣に書いてたのは⁉」
しばらくして綾巴が慌てていた。最初に書いた短冊がなく必死に探していたのだ。
事務所を何度も何度も探すがない。しばらくして亜香里が
亜香里)「いいんじゃない⁉これ‼」
と綾巴に渡したのは最初に書いたあの短冊だった。
顔を真っ赤にして受けとる。
亜香里)「恥ずかしがることないよ‼私は綾巴の気持ちが伝わったよ‼」
その短冊が
「優ちゃんのお嫁さんとしてちゃんと優ちゃんを支えること。一生懸命勉強して頑張る」