ガイシ復活コンサートもあと1ヶ月となり、名古屋での合同リハも始まった。
そんな初日のことだった。舜は会場に一番乗りしていた。楽器のチェックをしていたところに、阿弥がやってきた。
阿弥)「お・おはよう・・・」
舜)「おはよう・・・早いね❗」
阿弥)「舜も・・・」
舜)「あのさ~最近始めた頃の夢を見るんだ‼」
阿弥)「舜もそうなんだね⁉私も見るようになったよ」
舜)「阿弥も⁉そうなんだ⁉・・・あの頃は今がこうなるなんで思ってなかった。当たり前だけどな❗それと阿弥と付き合って別れていろいろあって、だからわかったことがある。二人でいる時間が・・・」といいかけたところで優、菜々、美優紀がやってきた。
美優紀)「おはよう~何、朝からイチャイチャしてるん⁉」と突っ込んでくる。二人は赤くなり
舜、阿弥)「そんなんちゃうわ~」とハモる。
舜)「それよりも菜々久しぶりやな⁉」
菜々)ちょっとみぃ~ひんうちに男前になったな⁉」
舜)「当たり前やろ、今は変な格好もでけへんから大変なんなけどな❗」
優)「今やヴォーカルよりも人気あるギタリストだしな‼」
美優紀)「確かにそうなんだよな~」
菜々)「みるねぇ~感心しないでよ~しかし初期メンがそろったな~」
阿弥)「さっき舜とね、話してたの❗最初の頃の夢見るって❗」
菜々)「最初のライヴはlaとうちらが急に合体して学祭にでたんだよな~」
優)「今だからゆうけどla はすでに学校で人気立ったけどうちらはなぁ~」
舜)「でもあるがあったから今のうちらがあるんだよ❗」初期メンが盛り上がってるとこちらも入るまで盛り上がっていたみおるど、さやねぇ、取材で遅れた奈和をいれ全員揃った。
舜)「セトリはいまのところこんな感じや‼成長した証を頭からインパクトとして与えたい❗なので・・・」そういってプランを説明する。みんなが納得するとリハを始める。リハは毎回半日をかけ行う。メンバーは名古屋周辺での仕事もいれ行っていった。
残り2週間になリハが終わったあと優、菜々、舜がご飯をマスターのとこでとっていた。
舜)「ようやく付き合ってどうなんだよ」
優)「俺的には縮まったけどなかなか二人の時間がとれないからさみしいこともあるけど今までからしたら大したことないよ❗」
菜々)「うちより何故か優の方が忙しくてな❗」
優)「何故かってなんやねん❗」
菜々)「何故かやねん❗しかし阿弥とはどないになるねん❗」
舜)「言わんでもわかってるやろ⁉」
菜々)「あ~しかし・・・」
舜)「わかってる❗あの頃と違ってることは❗」
優)「でも近くにいてほしいんだろ⁉大騒ぎになるけど俺は嬉しい❗」そうやって手を握った。
舜)「最近二人の時間はあるんか⁉」
優)「ない・・・」
菜々)「ないな~だからって寂しくないけどな‼」
優)「俺は寂しい・・・』
菜々)「しゃないな~今日はおるけん。ええやろ‼』この光景をみて舜は付き合うことはこ~なんだと思った。一番教わってはいけないふたりをみてそう思ってしまった。