舜がギターを持ち椅子に座る。
舜)「この曲はくわっちさんからのリクエストです。ただなんか・・・くわっちさんありがとうございます‼心こめて歌わせてもらいます。」そして目をつぶりゆっくり息を吐いて歌いだした。
(今から100年先まで愛してます。きっと100年経っても愛してます。今誓うよ‼だからずっとそばで笑顔みせて・・・)
(いつの間にか君のことが遊んでも仕事中も寝るときも頭から離れなくなっていたよ~)曲を横で聞いている阿弥は次第に胸がドキドキしていた。そして少しずつ視線は舜に向けられていた。
美優紀と彩はこの雰囲気を感じなんかうれしく思った。
(健やかな時も病める時も君の手を、繋いだ手を離さないよ。大丈夫さ、心配ない、いつも隣に俺がいる。健やかな時も、病める時も、君の手を、繋いだ手を離さないよ。大丈夫さ、心配ない、いつも隣に俺がいる・・・)
歌い終わると、
横にいる阿弥を見て、
舜)「気づいているのに気づかないふりしてた。・・・自分には大事な人がいます。でもまだそれをちゃんと伝えていません。今はまだ伝えられません。気持ちは決まってます。ですからもう少しだけその人に待ってもらいたいと思います。いいかな⁉阿弥❗」思わぬ展開に、阿弥本人だけじゃく、来賓の人達も驚いていた。
阿弥は美優紀や彩、玲奈を見た。みんな黙って頷いた。そして阿弥も頷いた。
し~んと静まった空気の中、パチパチ、パチパチと拍手❗玲奈とくわっちだった。そのあと会場全体が大拍手、「頑張れ~、応援してるよ~」中には泣いてる女性もいた。チラッと舜はくわっちを見るとピースしていた。
くわっち)「あの~今あったことはとりあえず皆さんの胸にしまっておいて下さい。必ず二人からお話がありますから‼ねっ⁉舜君⁉』
舜)「あっ・・・⁉すいません、はい‼ありがとうございました‼」顔が赤くなる舜をみてみんな笑った。
サプライズもあったが無事に結婚式が終わった。
終わって、
くわっち)「まさかあんな展開になるなんてな⁉」
玲奈)「うん‼なんかいいよね⁉不器用な恋愛も❗」
阿弥)「待ってるよ‼これからも‼」
舜)「うん・・・」照れくさそうに頭をかいた。
美優紀)「さぁ~イチャイチャはここまで❗」
彩)「そうや!ガイシまでいろいろ大変や❗まずは自分達のツアーもあるし阿弥ちゃんだってドラマね❗」
舜)「うん‼ガイシを最高にするのにはまずは自分達やからな‼」
二人の距離はぐっと縮まった。あとはガイシに向けて集中するだけだった