玲奈のお色直しのドレス姿をみて、美優紀や彩の言ったことは実は図星だったと感じた、阿弥だった。心の中では、
舜)(いつか迎えにいく❗)あの言葉は聞こえてたんだ。胸にしまっておいた言葉が今胸に響いていた。
舜)「何ボーッとしてるんだ❗うちらの番やぞ‼」
阿弥)「あっ⁉う・うん・・・」
司会者)「次は今話題のskeよりウェディングソングです❗」
阿弥)「まずは玲奈さん❗結婚おめでとうございます。私は玲奈さんには感謝してもしきれないぐらいの恩義を感じてます。MUSE にいた頃、恋愛騒動を起こした時、脱退した時、そして今もいつも私の味方でした。玲奈さんは良き先輩でありお姉さんでした。今は玲奈さんみたいなお花嫁さんなりたいと思ってます‼あっ‼言っちゃった‼」と多分思わず・・・の言葉は本人は顔真っ赤❗美優紀と彩は舜をつついた。
軽く咳払いをして、 舜)「まずは永遠、そしてハナミズキをどうぞ‼」
美優紀と彩がBENIの永遠を唄った。ske 時代はほとんど絡みのない二人だったが息がぴったりだった。会場全体が今やトップアーティストの美声に聞き惚れていた。
そしてもっと魅了したのは阿弥も入ったハナミズキのアカペラだった。メインヴォーカルは阿弥。舞台女優の声量にハモりは美優紀と彩のヴォーカリスト。招待客は黙って聞いていた。歌い終わった後はしばらく沈黙が続いた後、歓声と拍手が鳴り響いた。そして、
舜)「ありがとうございます。正直こんなにスゴイヴォーカリストがうちにいるなんて改めて良かったと思います。この後に歌うのは歌いずらいですが心を込めて唄います。100年先まで愛します‼」とギターを持ち歌い始めた。