玲麗）「ママただいま～あれっ！？パパは？」
玲奈）「玲麗おかえり！パパ名古屋だよ！なんか大きなイベントが決まりそうなんで打ち合わせを兼ねて、新年の公演見に行ったよ！」
玲麗）「すれ違いだな～」
玲奈）「でもちゃんと見て行ったよ！改めて紅白おめでとう！良かったよ！」
くわっちと玲奈の娘、玲麗は17歳になり玲麗がいるユニット、『夢みる太陽』は初めて紅白に出場するまでのユニットに成長していた。
玲奈は女優業を続けながら家庭を守っていた。
くわっちこと桑原祐輔はすでに65歳になったが時々現場にでて働いていた。大晦日は玲麗の紅白をテレビで見て、ＳＫＥの新年公演に向かった。どうやらそこで重大発表をくわっちがすることになった。
ＳＫＥは１昨年に48Ｇから独立し３年目に入る今年は、指揮官に松村香織、エースの２枚看板に桑田香奈、宮前優奈の17歳の若手２人が引っ張っていた。香奈は元乃木坂46の白石麻衣の娘だった。
１年目はＳＫＥは苦戦を強いられていたが、２年目は飛躍し、またこのセンター２人が加入し人気も戻ってきていてコンサートのチケットの当選確率もかなり低いものになっていた。
そんな中、新年一発目に重大発表がこの劇場で行われようとしていた。
玲奈）「ねぇ～玲麗！一緒に見ない！」とＳＫＥの劇場公演のテレビ放送を誘った。
玲麗）「うん!!」とそれに応じた。
玲麗）「ママ、気になる？」
玲奈）「そりゃあＯＢですから！」とＳＫＥの劇場公演が始まり真剣に見ていた。
玲麗）「この２人凄いね！ママ知ってるんでしょ!!」
玲奈）「うん!!なんていったって香奈ちゃんはアイドル性は凄いよ！彼女のママも今はもうないけど乃木坂46の人気メンバーの白石麻衣ちゃんでよく似てるね！」
玲麗）「優奈ちゃんは会ったことあるけどダンス上手だよね！珠理奈さんみたいだよね？」
玲奈）「今日は会場にいるみたいだよ！でも玲麗の事、誉めてたな～」
玲麗）「え～嬉しい～」
そして公演が進み、アンコールに入った。
１曲目が終わりＭＣに入ろうとした時に、松村そしてＳＫＥ、名誉部長？のくわっちがでてきて、会場にきたお客さんも、メンバーも驚いた。特にくわっちがでてくる時は、かなりの重大発表の時なため、みんなが息を飲んだ。
桑原）「今年ＳＫＥは世界に挑戦します！」
全員）「………え～」数秒空きどよめきが起き予期せぬことに全員動揺していた。