会見は自分達の想い全てを話した。
話したことで大半の人は再びMUSEの応援をしてる感じにはなっていたが完全に批判の声はなくらなかった。
プロデューサーである玲奈にもようしゃなかった。1人走らない玲奈にリポーターからも
リポーター)「自分だけ走らずにメンバーだけ走らせて心は傷まないんですか?」という質問に玲奈の答えにメンバー全員驚いた。
玲奈)「私も最終日走ります。私はMUSEの生みの親でありMUSEの一員です。」
皆藤)「一昨日の会議のあと玲奈から申し出がありました。元々サプライズで走るつもりだったようでずっと練習していたようです。」
玲奈)「私はハッキリ言って遅いです。だからスタートは2人より3時間早くします。」運動音痴いわゆる運痴の玲奈にとってこれがどれだけ大変なことかメンバー全員はわかっていた。
そして
リポーター)「スマイル!の橘です。私はMUSE結成時から記事を書かせてもらってますが今松井さんが走ると言った事で私は本当に本気なんだと感じました。最終日取材させていただきます。」
スマイル!というアイドル雑誌でMUSE担当の橘も玲奈が走ると言う意味をしっかり感じていた。
会見も終わり、とりあえずスッキリした形で最終日に取り組めることになったが、
綾巴)「玲奈さん大丈夫ですか?」
智代梨)「大変なことになった…」
玲奈)「何よ~私だって練習してきたんだから~」おどけて見せたが不安とプレッシャーを今更ながら感じていた。
milkyはこのツアー初の大箱でのコンサートを福岡で迎えた。
会場には美桜らHKTのメンバーも駆けつけていた。
会場は一杯になるか心配していたが、
美優紀)「ヤバッ!満タンや!」
舜)「有り難いな!美桜達もきてるみたいや!さぁ~いこう!」
会場の熱気ムンムンの中milkyはステージに出て行って
美優紀)「さぁ~みんな九州最後の会場ふ・く・お・か~盛り上がって行くよ~」
菜々は東京と名古屋と往復する日々を過ごしていた。菜々はあの日以来優の事が頭に浮かんでいた。自分の気持ちを知ってしまったが「遅いんや…」その気持ちを素直にできない理由が菜々にはあった。
それを知ったら優は…ヤッパリ優の事を考え心配してしまう…(私はみんなのとこには戻れない…優のそばにもいけない…私は汚い)
しかし数日後1枚の写真が更に2人を追い詰めることになった。