くわっち)「あっ!?阿弥?…なんか待ってる間阿弥の事考えてた。」
阿弥)「えっ!?何?」
くわっち)「おしえな~い!」
阿弥)「もう~意地悪~でもいいよ!阿弥の事考えてくれたからどんなことでもうれしいよ!」
くわっち)「悪いことだったからどうする?」
阿弥)「もう~本当に意地悪…」と泣きそうな顔になり、
くわっち)「今日はハロウィン!あの言葉、眼を閉じて言ってみて!」
阿弥)「なに?」
くわっち)「いいから…」
阿弥)「わかった…」と眼を閉じ
阿弥)「トリックオアトリート」
くわっち)「手をだして!」阿弥は眼を閉じたまま手をだした。
阿弥は手にしたその物をゆっくり眼を開け見た。
阿弥)「えっ!?なに?…これ…?」
くわっち)「阿弥見てたよね?」
阿弥)「えっ!?」
くわっち)「あれと同じの買おうとしたんだけど実は高くて…これイミテーションなんだ…いつか必ず本物渡すから…」
阿弥)「ううん…くわっち…ありがとう…」涙ぐむ阿弥
阿弥)「阿弥はどうしよう……じゃあくわっちも眼を閉じて…私は今はこれしか…トリックオアトリートって」
くわっち)「わかった!トリックオアトリート」そう言ったくわっちに阿弥はそっとキスをした。
阿弥)「くわっち…大好き~」と笑顔で抱きついた。
くわっち)「俺も好きだよ!」
