優)「こんな大事なこと勝手に決めて、オレと菜々の4年半はなんだった…」といった顔はいつもの優ではなかった。
菜々)「ごめん…」ちょっと素直な菜々に戸惑いながら、
優)「学校辞めるってなんだよ…」
菜々)「座らん?」とベンチに座り、話し出した。
菜々)「うちな…専門学校に行くねん!」
優)「専門学校?何の?」
菜々)「音楽の…」
優)「音楽?」
菜々)「うちな…みんながskeから才能生かして芸能界に入って頑張ってる…でもうちは…しばらくはしょうがないと思っていたけど、毎日がオモロなくてだんだん自分で何してるんだろうって…そんな時戸賀崎さんが曲が作れるならもっと音楽の勉強してみたらって言われて…」優は黙って聞いていた。
菜々)「うちにはみんなみたいに才能あらへんから…でも音楽は好き…だからその音楽をちゃんと勉強して、milkyやさやねぇに曲を提供したい…そんな夢ができたんや…」
しばらく間があり、
優)「俺はどうしたらいい…俺はもっと何もない…菜々といたいから同じ大学を頑張って受験して…俺はskeもだめ、菜々の力にもなれない…」と肩を落とし、歩きだした。
しかしその後、菜々らしくない?行動にでた。なんと黙って優の背中にしがみついた。
菜々)「そんなことない…優がいてうちは助かった…これからも一緒にいてうちを支えてくれへんか?」涙声で話す菜々に戸惑いながら、振り向きキスをしようとした。…がバチッ!!
優)「いたっ!えっ!?」
菜々)「勘違いすんなや!」
優)「そういうことだろ?普通!」
菜々)「親友としてや…でも…チュッ!」と頬にキスをした。
菜々)「特別サービスや!」と笑った。
顔を赤くして、
優)「い・いつか彼氏にしてや!」
菜々)「考えておくわ!あっ!ヤバいバイトいかんと…」と走りさった。
菜々)(ありがとうな優!)
優はしばらく頬の感触に浸っていたが、
優)(俺もなんか探そう!)と単純いや前向きになる優だった。
MUSEはレッスン上で3つのことを今村から発表されて喜びと驚きでメンバーは興奮していた。
今村)「まずはいいことだ!玲奈から話して!」
玲奈)「あの私事なんだけど…」と何故か顔を赤くして、
玲奈)「私、結婚します。勿論くわっちと…」
メンバー)「やったぁ~」とみんなはハイタッチして喜んだ。綾巴なんかは泣いていた。
そして残りの発表は…