流星)「お前が目障りなんだよ!決着つけにきた!顔かせ!」舜には意味がわからなかった。
舜)「ごめん、ちょっとでてくる…」
翼)「大丈夫?」
舜)「相手は有名な俳優さんだから暴力沙汰にはならないよ…きっと」と店をでて行った。
でていったあと、
美奈)「今更やけど流星ってあの流星だよね?」
翼)「うん!!で今は阿弥ちゃんの彼氏と噂されていて…でも2人は何にも言ってないんだよな~」
美奈)「でもなんで舜に会いにきたん?阿弥ちゃんとは随分前に別れたんでしょ?」
翼)「なんでやろ?」そんな会話をお店ではしていたが、外の路地では緊張感溢れる男2人がいた。
流星)「お前がどう思おうが阿弥はまだ忘れていない!お前連絡先変えただろ?それ阿弥には教えてないんだろ?」
舜)「そんな事、あんたには関係ない…」
流星)「あ~関係ないさ…しかしお前の取った態度が余計阿弥を迷わせたんだ!」
舜)「どういう事だよ!意味わかんねぇよ!」
流星)「これだから恋愛ベタは嫌いだ!まぁ~説明するの面倒だから単刀直入に言う、やけぼっくりになんちゃらになってんだよ!」
舜)「阿弥がどう思おうがもう別々の道を歩いてるんだ。だから2人がどうなろうとオレには関係ない!」
流星)「わかった!本当にそう思ってんだな!」
舜)「しつこいな!オレにもすでに新しく彼女がいるんだ!そう阿弥に伝えてくれ!」
流星)「ふっ…ウソつくな!」
舜)「ウソやない!その相手はみるねぇだって言えばわかる」と勢いでウソをついてしまった。
流星)「…わかった…阿弥がオレのもんになっても文句言うなよな!」
舜)「だから好きにせいや~でも一言だけ言わせてや、阿弥はものじゃねぇから…」と流星のもの発言にカチンとした舜だった。
舜)「忙しいから戻る」と店に戻って行った。しかし戻る舜は美優紀の名前をだしたことに後悔していた。
そして突然阿弥の今彼がやってきて目障りとか、阿弥がまだ好きだとか舜にはいまだに意味がわからないままだった。
1人残された流星は、敗北感に似た想いをしていたが、さっき聞いた美優紀のことを阿弥に話し、舜の事を諦めさせようとしていた。
翼)「お兄ちゃん…大丈夫?」
舜)「あ…あいつ意味わからんことばかり…」
美奈)「仕込み終わったから、ちょっと休んでからでてきてええよ!」
舜)「わかった…」二階の自分に入り横になった。