菜々)「でもみんなで卒業できるから、よしとしなきゃね!阿弥…恋愛は自由や…もう舜の事は気にしなくてもいいんちゃう?それとも…まだ…」いきなり核心に触れる菜々に戸惑う阿弥だった。
阿弥)「な・何言ってるの?もう舜の事は…あの噂話、さっきも言ったけど、私は何も聞いてないから知らないこと…兎に角、流星君がどうのこうのじゃなくて、チャンスだから頑張るだけだから…じゃあまたね!」と電話を切った。
次の日、菜々がみんなに阿弥の連ドラ出演を話した。
夏休みは勉強組もいたがこれが最後だと思うとみんないつも以上に真剣になっていた。
そして、今年もガイシホールでのLIVE祭に参加が決まり、練習に励んでたが、
舜)「ここで発表するけどええな?」実は今のままでのskeは3月の前半で解散することを話し合って決めていた。
菜々)「一応うちらも有名になったからな、ここしかないやろ!」
彩)「そうやな!」ガイシホールはあの風になるを最初に発表したところだったので解散宣言?にはふさわしかった。
そしてLIVE祭当日、会場入りするところからskeに対する歓声がスゴく、skeを見るためにきたお客さんもたくさんいた。
LIVE祭が始まり、いよいよskeの番になった。
登場曲は定番の青空片想い。もうすでにファンはわかっていて大盛り上がりだった。
2曲目はジョイフル、3曲目はHeartrending sorrow、4曲目はドラマのテーマソングになったもっとそばにいたい…と4曲連続で披露したあとMCに入った。
菜々)「みんな~盛り上がってる~」
観客)「お~」
舜)「今年もここにこれて嬉しく思います。一年前この場所でバンド甲子園のために作って風になるを披露させてもらって、バンド甲子園でお陰様で審査員特別賞を頂きました。」
観客)「おめでとう~」
舜)「ありがとうございます。そして年末はクリスマスドラマのテーマソング、Mステと夢のようでした…しかし…」そして舜の父親が倒れ亡くなった事も話した。
舜)「そこで一つ発表があります。僕達skeは来年3月頭に卒業後解散します。」突然の発表に会場は悲鳴とどよめきが行った。辞めないで~の声にメンバーは涙した。
舜)「あと約半年頑張っていきますので宜しくお願いします。では最後の曲になりました。風になる」
ske解散のニュースはアマチュアにも関わらず大きくメディアに取り上げられた。