さっしぃ)「美優紀!」と口を塞がれたが美優紀は何のことかわからずキョトンとしていた。そんな時くわっちの携帯が鳴った。表示を見ると玲奈だった。
それをチラッとみたさっしぃが
さっしぃ)「出ないの?」
美優紀)「誰?誰?」と興味津々だったがそれを無視するように
くわっち)「今は話すことないから…」電話が切れて、
さっしぃ)「大丈夫じゃないんじゃない?それとも教えてくれなかったから怒ってるの?」
青木)「ゴメン、話しが見えないんだけど…」
美優紀)「何?何?」
さっしぃ)「まぁ~とりあえず呑もう!」
電通青木とみるき~は2人が何の事を話してるかわからずに乾杯することになった。
そんな中ちょっと酔いが回り始めたのか美優紀がなんとくわっちに直球を投げ込んだ。
美優紀)「くわっちさんって玲奈さんの事好きなんですか~」
青木)「もしかしてあの写真のこと言ってる?」
さっしぃ)「美優紀酔ってる?」くわっちも少し酔いが回ってきたようで玲奈について話し始めた。
くわっち)「玲奈さんは自分に取って特別な人。ファンから推しになり神推しになった。呼び方も玲奈から玲奈さんになった。それはこの仕事をしてからも変わんない。」
美優紀)「2人でご飯食べに行ったんだよね!それだけじゃないよね?おかわり下さい。」とアルコールをおかわりした。
さっしぃ)「美優紀、もうやめな!」なんとなく2人の気持ちがわかってるさっしぃは話しを変えようとしていた。
青木は先に帰っていったが美優紀の絡みは止まらなかった。
美優紀)「さっきの電話玲奈さんでしょう~」
くわっち)「……」
美優紀)「図星だ~」と話してるとまた携帯が鳴った。今度は玲奈からのLINEだった。
玲奈)(まだお仕事中かな?そうだとしたらゴメンね!話したいことあったけどまたにするね!おやすみなさい。)
美優紀)「玲奈さんからだ~」
さっしぃ)「なんかわかるな~推しが卒業発表したらきついよね…」
美優紀)「珍しいな~玲奈さんが電話したり、その後LINE送ってきたり…くわっちさんのこと好きだったりして?」
さっしぃ)「美優紀酔ってるからもう帰ろう!」
くわっち)「わかんない…自分自身もわかんない…」
さっしぃ)「2人とも明日も仕事でしょう!帰ろう…」一番気を使ってるのがさっしぃだった。店を出るとき、
さっしぃ)「今は2人とも複雑なんだね…」そう感じた。