遠くにいても~第77話バンド甲子園編⑧始まる前 | くわっちの推しと好きなことのブログ

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徳本)「久しぶりやな?舜、山田!」


舜)「あ~徳本ならくると思ってた。」なんとNBCリーダー徳本は中学時代の同級生だった。

徳本)「さっき壇上で目そらしたやろ?」

舜)「知らん!たださっきまで気づかんかっただけや!」

菜々)「まだバンド解散したん根にもっとんか?」

徳本)「そんなみみっちぃこと…逆にあれがあったから目標ができた。舜、ただ単純にお前に勝ちたい、お前を超えたい、そう思ってやってきた。だから最初から全力でいく、待ってろよ!」と意外なことに徳本が手を差し出した。

舜)「あ~全力で行くから負けるなよ」と舜も手を伸ばし固く握手した。

菜々)「なんや、男ってわからへんな~」と中学時代にあったことを思い出し苦笑した。

舜)「今日は確認だけして早く休もう!」

優)「そうだな!明日どうする?」

彩)「午前中の予選からみたい」

菜々)「うちも見ときたい!」

舜)「みおるどはどうする?」もう普通に伝わるレベルになっているみおるどの3人は

あづさ)「見たい…」

奈々)「私も気になるので…美桜ちゃんは?」

美桜)「怖いけど行くでしゅ…」

優)「何が?」

美桜)「皆さんがどのぐらいなのか、知ったあとの自分が怖いでしゅ…」

優)「確かにな?でも俺は起きたての美桜の方が怖いけどな?」と朝の事を思い出した。

美桜)「頑張って早く起きるでしゅ…だから連れて行ってくだしゃい」

菜々)「じゃあ決まりやな?」

舜)「しっかり見て、明後日の対戦に備えよう」と言うことで全員で予選を見ることにした。そしてその日はみんな早く休んだ。


次の日ホテルのバイキング朝食を食べにフロントに集まったメンバー…みんなはただ1人だけ気になるあの方の機嫌を気にしていた。

舜)「美桜、おはよう…大丈夫か?」

美桜)「大丈夫でしゅ…」と暗めの声と顔だったが…

舜)「頑張ったな!美桜!」と頭を軽くなぜた。そうすると一瞬に笑顔になって顔を赤らめた。

あづさ・奈々)「いいな~」と何故か羨ましそうだった。

そしてみんなで朝食を済まし予選が始まる開場に向かった。
9時開場であったが開場すぐからかなりのお客の入りだった。

優)「すげいな~ファンとかもいるんだな!」と会場を見渡してもうまもなく始まる大会に緊張してきた。

そして10時…

司会者)「でわバンド甲子園開催いたします!」とうとう始まったバンド甲子園優勝はどこか?