放課後skeのメンバーは練習のためにM´styleに向かおうとしたがある男が舜に近づいてきた。
男)「水元舜君だよね?」
舜)「はい!そうですが…」
男)「私、こういう者です」と渡された名刺には週刊MONDAY編集部青木宏之と書かれていた。
菜々)「まずいな…」
優)「まじかよ…」
美桜)「…?」
青木)「MUSEの柴田阿弥さんしってますよね?」
舜)「はい…それが何か?」
青木)「お付き合いしてましたよね?」
舜)「はい…」
青木)「当然体の付き合いもありましたよね?」
菜々)「あんたなんやねん!いきなり失礼ちゃうか」珍しく声を荒げる菜々を制して
舜)「信じてもらえないと思いませんがそれはありません。そんなことなくとも僕達は信じ合え一緒にいれたんです。」
青木)「じゃあ何故信じ合えてたのに別れたのかな?」
舜)「2人の夢のためにです」
青木)「夢?そんなことで別れるの?」
舜)「僕達はまだ子供です。夢と恋は両立できません。お互いに一番いい選択が別れでした。」
青木)「そんな簡単なことなんだ?」
舜)「簡単じゃないです。たくさん悩みました。でもたくさんの仲間がいてくれたし、阿弥には実力があります。アイドルのトップアイドルの実力が…だから僕とは一緒にいてはいけないと思いました。」
青木)「自ら別れを切り出したの?」
舜)「はい…」
青木)「つらくないの?」
舜)「つらくないと言ったから嘘になります。でも未練とは違います。今は阿弥のことをちゃんと応援してますし、自分達も頑張ろうと思ってます」そんな真剣な話しを一生懸命する舜を見て青木は
青木)「柴田阿弥…ちゃんは人気も上がってきてるから、ちょっとゴシップで叩こうと思ったけど、止めた…舜君の真剣な想いを阿弥ちゃんの人気に繋げようと思う。舜君の今の話し載せるけどいいかな?」
舜)「はい!!阿弥にとってプラスになる記事にしてくれると約束してくれたら」
青木)「わかった!いろいろ失礼なこと言ってすまなかったね」といい謝礼と言って封筒を渡し去った。その中にはお金が入っていた。
菜々)「舜…凄いな!ゴシップ記事変えたんだから」
美桜)「舜君、大人でしゅ」と泣いていた。
優)「お前は凄い…」と優まで泣いていて舜は思わず苦笑いした。
数日後あの話が載った週刊誌がでることを阿弥は玲奈から聞いた。
第44話に続く~