阿弥の卒業ライブの日程調整がうまくいかず、結局寮への引っ越しの後となってしまった。
舜)「みんな、阿弥の卒業ライブなんやけど4月25日になった。」
菜々)「しゃないな~でも良かった。」
優)「一時は無理かと思ったしな…あっ!!姉貴帰ってくるって!」
舜)「初期メン揃い踏みやな!それと玲奈さんからの要望で非公式でしてほしいって言われた」
菜々)「まぁ~今はMUSEのメンバーだしな…」
優)「お世話になった人達を集めるか?」
菜々)「たまには良いこと言うな!」
優)「たまにってなんだよ!」
奈和)「ホント仲いいよね!」
美桜)「仲いいでしゅ」
菜々・優)「いらんこと言うな」
奈和)「ハモった」
美桜)「ハモったでしゅ」優と菜々は顔を赤くしてだまってしまった。
舜)「まぁ~兎に角時間ないで、菜々は阿弥にちゃんと連絡取って合わせておいて!それと俺の曲はサプライズでいくからそのつもりでお願い」
全員)「了解~」
優)「しかし阿弥も忙しいな~それ終わったらすぐに東京だもんな」
菜々)「仕方がないやろ!プロデューサーが玲奈さんなら注目度だって高いやろ!」
舜)「一応見届けに玲奈さんもくるらしいよ!」
優)「身内だけなんだよな?高橋先生はどうする?」
舜)「呼ぶに決まってる、優…おじさん、おばさん、マスター呼んどいて」
優)「わかった。」
奈和)「うちの親も呼んでいいかな?」
美桜)「うちのパパとママも呼びたいでしゅ」
舜)「わかった。チームKもきてもらうわ」
そうして時間ないなか阿弥に贈りたい…そういう一心で練習に励んだ。
菜々)「いよいよやな!緊張するわ~」
舜)「なぁ~菜々、優…ちゃんとこれでお互いにけじめつけられる…」菜々は俯き涙をこらえた!
優)「と・兎に角頑張ろうな」
そして卒業ライブの朝になった。美優紀も合流し最終リハとなった。阿弥も合流し久々にskeが揃った。
美優紀)「なんか~久々~この感覚~」
阿弥)「今日は私の為に…」と言いかけた時、
舜)「今日は阿弥に贈りたいうたがたくさんあるんだ…」
優)「じゃあ~いつものやるか~」
菜々)「奈和、美桜も入って!」みんなで円陣を組み手を合わせ
優)「うちらは~」
全員)「笑顔の最高な天使(angel)ske~」
そしてみんなはスタンバイして最初の曲青空片思いが始まった。
第36話に続く~