阿弥)「どうしたらいい?」
菜々)「アホ!何してんねん!」声を荒立て慌てる菜々
優)「別に言わなくていいぞ!」やっぱり慌てる優
奈和)「もう答えでてるよね?舜君!このままじゃ2人も、skeに取っても良くない。」
美桜)「奈和ちゃん怖いでしゅ!いつもの奈和ちゃんじゃないです」と泣き出す美桜
菜々)「はぁ…どうする!今言うにしろ、後で言うにしろ、もう言わなきゃあかんな…」
舜)「わかってる………あのな阿弥…俺もう無理やねん…俺ら違う道進んだんだ」
阿弥)「応援してくれるって言ってくれたよね…」
舜)「それは嘘やない…でももう恋人には戻れない…別れよう…」美桜はオロオロし、優はひざまづき、菜々は涙をこらえじっと2人を見つめた。
阿弥)「キライになったの?」
舜)「そういうことじゃない…でも無理なんだ…ごめん…サヨナラ…」と屋上をでていった。
阿弥)「舜…」涙は嗚咽になった。
菜々)「阿弥…わかってほしいとは言えへんけど、あいつもの凄く悩んで、苦しんだんだ!阿弥のためにはそれしか答えなかったんや…奈和!ビシャ…」菜々は奈和に近づき平手打ちをした。
菜々)「2人のことわからへんなのに勝手なことすんな!奈和が思ってる以上に…」と言った途端に珍しく、手を覆い泣き出した。あまりの出来事に自分のしたことが大変なことだと気づき、いたたまれず「ゴメンナサイ」とその場を立ち去る奈和だった。
美桜)「うぁぁ~ん…みんな喧嘩ダメでしゅよ…」
優)「あれで良かったんか?」
舜)「あ~…阿弥のためには…それしか答えがなかった…」
優)「しょうがない…のか…しょうがないんだよな!」
舜)「ごめんな…みんなに心配かけた。」
優)「バカ言うな…俺らはいつも舜に世話になってるんだから…」と涙を流した。
そんなことがあり、阿弥は東京の寮に引っ越しすることが決まった。奈和はあの日のことを深く反省したようでみんなに謝り、メンバーのままでいれるようになった。
舜は阿弥の引っ越しを聞き、ある曲を作り始めた。
舜)「今度のライブの時にオレが作った、曲を阿弥に送りたい!ちゃんと送り出してあげたいんだ」
菜々)「そうやな?あのままじゃ阿弥だってツライままでいかなきゃ行けないからな!」
優)「美桜も奈和もいいよな」
奈和)「阿弥ちゃんには悪いことしちゃったからちゃんと謝りたい」
美桜)「いいでしゅよ!」
続く~