遠くにいても~第31話言い出せなくて | くわっちの推しと好きなことのブログ

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卒業ライブからskeのメンバーは地元メディアに取り上げられた関係で前よりも有名人になった。握手やサインまで求められるようになった。

菜々)「有名人って疲れるんかな?」

優)「そうだよな?舜なんかまるで芸能人並みだしな…」

舜)「……」あれからずっと浮かない顔をしている。

新学期、2年になり菜々と優は同じクラスになったが舜は美桜と一緒になり奈和と阿弥は一緒のクラスになった。

美桜)「舜君、この間、写メ撮られたでしゅ!美桜ちゃんだけ楽器やらないんでしゅねっていわれましゅた!」

舜)「なんかやりたい?今までなんかやったことあるん?」

美桜)「縦笛…」

舜)「ぶっ…」と思わず吹き出す舜

美桜)「笑わないでくだしゃい!」とぶくっと頬を膨らます美桜を見て、

舜)「ごめん、ごめん!」と久しぶりに笑顔になる舜を隣の教室から優、菜々はホッとした。

舜)「ピアニカ弾けるか?」

美桜)「小学校以来でしゅ…」

舜)「菜々に教えてもらい!」

美桜)「ピアニカでしゅか…」ちょっと落ち込む美桜を見て、

舜)「新しい色でいいと思うよ!」

美桜)「わかりましゅた!頑張りましゅ!」なんかほんわかした気持ちになる舜だった。そんな中2つ隣のクラスでは、阿弥にライバル心むき出しの奈和がいた。阿弥はMUSEの活動は基本金曜日だったが学校にこれない日も増えてきた。たまにくると、阿弥は男子生徒に囲まれ、その度にskeのメンバーはボディーガード的な感じになっていたが奈和だけは面白く思わなかった。

ある日、阿弥が登校した日奈和は屋上に呼び出した。

奈和)「もう限界なんじゃない?学校にくるの?」

阿弥)「ごめんなさい…」

奈和)「誤ってほしいわけじゃない!舜君なんかあれから元気ないし…うちらは阿弥ちゃんのボディーガード…正直疲れる」

阿弥)「ごめんなさい…私…」言葉がでない阿弥

奈和)「それに今は私の方が舜君のことを守れる。」

阿弥)「それって…」

奈和)「私、舜君が好き。今の阿弥ちゃんでは舜君の心は癒せない。逆に苦しめるだけ」そんな会話をしていると舜達も現れた。空気間が違う2人に戸惑うみんなだったが、

奈和)「舜君、もう決めた方がいいよ!私達はもうそんな顔は見たくない…」

舜)「何言ってんだよ!」とまさか奈和に言われるとは思わず動揺していた。

阿弥)「どうしたらいい?」苦しい選択を迫られる舜だった。

続く~