高橋先生が出て行って、
舜）「５曲やろ？しかもラストって…」
菜々）「何びびってんねん！」
舜）「びびるか！」
美優紀）「舜、あの曲歌いたい」
舜）「あの曲？」
美優紀）「風が吹いてる！今年が学祭最後だからみんなに聞いてほしい…舜に一緒に歌ってほしい…」
舜）「みるねぇ…」
阿弥）「……」
優）「アネキもしかして舜の好きだったりして…」
菜々）「アホっ！」バチッ！と頭を叩いた。
阿弥）「……」うつむく阿弥をみて美優紀は
美優紀）「そうじゃなくて…舜がこの曲を歌うことによって同じ気持ちの人達に伝わるかな～って！だって舜がそうだったでしょ…」
舜）「あ～いや～」と真っ赤になる舜
阿弥も何故か赤くなった…
菜々）「思い出してる場合か！まぁ～しゃないな～いれよか！」
優）「青空片思いはどうする？」
舜）「頭でいこうや！これで一気に引き込むんや！」
阿弥）「私は制服のマネキンいれたい」
美優紀）「みんなでダンスしよ！」
舜）「あとは最初のセトリにあったジョイフルいれてあと１曲やな！」
優）「そういえば、オレの曲ないじゃん！」と舜を見る。たしかに青空片思いと制服のマネキンはlaでジョイフルは菜々センター、風が吹いてるは舜がソロに近い、優からしたらそう思ったのも無理ない。
優）「オレだって目立ちたい…」といじけ始める優…
菜々）「歌いたい曲あるんか？」としかたがないな～的に声をかけた。
急にニコッとして、優）「俺はゆずのサヨナラバスを舜と歌う、しかもハモってみせる、しかもギターも引く」
菜々）「ぶっ…」と吹き出し
菜々）「歌えるん？しかもハモる？」
優）「笑うな！」
美優紀）「だから最近部屋から訳の分からない歌声がしてたんだ？」
優）「訳わからない？」
そんな真面目な優をみて何故かみんな大爆笑してしまった。
舜）「まぁ～いいやん！じゃあ順番決めようか？」
菜々）「頭は青空片思いやろ、そしたら２曲目は制服のマネキンでいいんちゃう？」
阿弥）「うん！うん！」と楽しいのかずっとニコニコしながら頷く阿弥。
美優紀）「阿弥ちゃん楽しい？」
阿弥）「はい！」
優）「舜が順番決めたらいいじゃん！」
舜）「何で？」
優）「リーダーだから！」
舜）「リーダー？俺が？」
菜々）「そうやな？それでいいやん！決めや～」と半ば強引に決まったようだった
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