大口病院連続点滴中毒死事件 

【詳報・第1回】88歳の男性死亡時「担当の久保木被告は、慌てて何かする様子なく…」 点滴連続中毒死事件 

【詳報・第2回】久保木被告の3人中毒死事件 泡立つ点滴「もう半分くらい体に…」看護師が泣き出した 

【詳報・第3回】3人点滴中毒死 夜勤の看護師、久保木被告の「見てはいけないものを見た」 

【詳報・第4回】3人点滴中毒死 「信じていたのに…」母は平手打ちし、抱きしめた 久保木被告は泣き崩れた 

大口病院連続点滴中毒死事件とは2016年の僅か2ヶ月間で入院患者が48人も亡くなった事件です。

患者に投与される点滴袋に何者かが注射針でヂアミトールという薬物を混入させていたことが発覚し、

2018年に元看護師の久保木愛弓容疑者が逮捕されました



点滴に毒物を混入され

なすすべもなく亡くなられた方々に哀悼の意を表します。

殺されてよい生命など存在しません。

消毒液を血管に注入されての死は

どれほど苦しかったことか。

また、ご遺族のお気持ちを考えると言葉もありません。

大口病院点滴殺人事件で夫を亡くした妻の慟哭「50キロ台だった体重が30キロ台に」「まさか看護師にやられるとは」 




久保木愛弓被告は最初の精神鑑定で

軽度の自閉スペクトラム症(ASD)

と診断されています。


おことわり

当ブログではASDと犯罪を短絡的に結びつけることには反対です。

精神障害者の触法行為は健常者比で有意に低いくらいです。

但し、精神障害者の凶悪犯がいないかというと、そうではありません。

また、被告がASD、並びに統合失調症だったからといって擁護、免罪する意図もございません。

※個人の見解です

ASDは人それぞれで

あるASDと他のASDは

ASDと定型発達者以上にかけ離れていることもあります

しかし、

皆様が「わからない」「ありえない」と仰ることの一部が

わたしには「ある」「わかる」点もあり

筆を執りました。

殺人をすることに理解があるわけではありません

また擁護する意図は一切ありません

自分は精神科医でも専門家でもありませんが

報道された情報の限りこの被告は本当にASDに見える。

(殆どの、ネットなどで「アスペ!」「発達!」と言われている犯罪者はむしろ

報道詳細(幼少期のエピソード等)読むと

「むしろ絶対違うの確定だろ」とわかることが多い


「引っ込み思案な子」
「とりあえず後ろからついていくような消極的な人」
「会話のキャッチボールができない」
同級生「いたの?」

ASDかそうでないかはさておき、

受動型の対人関係タイプ。

受動型ASD

人と関わることはできるが、常に受け手

ついていくタイプ

自分から関わることは難しい

従順

嫌なことやできないことまで受け入れてしまい、パニックになったりトラブルを起こすことがある

受動型ASDは

基本的にはおとなしく人畜無害

他にも美点は少なくないのですが

ストレスを溜めやすい面や

矛盾した指示や無理のある指示にパニックを起こしたり

いやなことやできないことも引き受けてしまったり、

友人に誘われれば素直に非行や犯罪に走るような暗い一面もあります(←これは本で読んだ)

ので環境整備が最重要

わたしは自分を大仰型と分析していますが

主治医の書いた診断書では

受動型のような人物像が描かれています)

母娘関係について、

父親には「過干渉」に見え、

母親本人は「仲は良かった」と言っていますがどちらもあっているのだと思います。

母親の勧めに素直に従って看護師を志したそうです。



他人のボールペンを触れないほどの潔癖症なのに
入院患者の飲み残しのドリンクを飲むなどの「変わり者」

他人の持ち物と自分の持ち物がわからなくなることはありますね…。

その割に潔癖で

他人の持ち物に触れなかったり、自分の持ち物に触れられると激高したりして。

(わたしには、この特性は現在有りませんが

子供時代にはありました

間違えて家族でもない他人のものに手をつけることは

悪意がなくとも、あってはならないことですし

訓練して無くさなくてはならない特性

このような面を残したまま看護師になるのは

殺人を犯さなくても危険な気がします

取り違えとか…)

そうでなければあるいは…

被告には過食症の既往があるので

その時どうしても我慢できず

他人の飲み残しに手を付けてしまったのかもしれません。

何れにしてもこの事件以降

変わり者」だと嫌われていたようで

実はかなり大きな出来事なのかもしれません。

変わり者だとバレることは

診断済でも未診断でも

擬態系発達女子にとって死亡フラグ

そこまで必死に積み重ねてきて良好だった

人間関係がワンミス急速に崩壊します!

わたしは今ほとんどオープンなので

この恐怖から解放されています

※擬態系発達女子=定型発達女子に成りすましているASD女性のこと。わたしもそうです。


普通の方は「変わり者」を非常に嫌います。

わたしもときどき、人々のわたしに対する

あんまりな仕打ちに被害妄想ではなくガチに

「わたしは最終的に人間達にイジメ殺されるのではないか」

と恐怖することがあります。

いい意味での変わり者ならかえって「変わってるよね(いい意味)」と

普通の方の人気を集める人もいますが

そんなに都合よく特性は出ません。


だからといって普通は人を殺めたりはしませんが。

だいたいの擬態型ASDはバレたら逃げる。

或いはバレないように人に近づき過ぎない。

擬態の及ぶ範囲でしか他人と関わらない

他人の飲み残しを飲むという異常な行為をした人を

「変わり者」だと禁忌したことは

人間心理として仕方のないことで、

ただでさえ心を痛めている大口病院の元スタッフ様を責めるべきではありません。

ただ、おそらく…

今後周りの人が奇行に走ったときの

排除や叱責は危険かもしれないとふと思いました。

うーん…どうすればいいのかな?

精神疾患を疑って「疲れてるの?」「大丈夫?」

と受診を勧めるとか…?



その理由が、私が『変わり者』ということらしく、他人の飲み物を飲んじゃったり、なんだかんだと言われたりしている

変わり者だから疑われる。

ここも引っ掛かりました。

連続殺人事件に先立って

看護師のエプロンが切り裂かれたり

飲み物に異物が混入されていた事件がありますが、

被告はこのイジメ事件の関与を否定していました。

でも「『変わり者』だからどうせ疑われてるんでしょ?」という態度でした。

(文春によるとイジメ事件の関与も認めたそうです

わたしも毒物混入の手口等から

このイジメ犯も被告だと想像しています)

2016年、2018年当時の記事によると

・数年間で新人看護師が10人以上退職していた

・エプロン切り裂き事件やペットボトル異物混入事件を内部で処理

・イジメのターゲットの看護師Aさん(久保木被告とは別人)の訴えを「自作自演だろ」と取り合わず

久保木被告抜きにしても劣悪な職場環境だったのではないかとうかがえます

『変わり者だからどうせ疑われる』

だったら本当に悪いことしても同じだよね!

これはわかります。

だからといって悪事をはたらいてはいけません

まして他者の命を奪うのは言語道断です

ASDじゃなくても

少年犯罪をおかす非行少年に

このタイプは少なくありません。

真面目に頑張って悪事を一切はたらかなくても何か起こればどうせ疑われるタイプ。

自分もそういうタイプなので。

わたしの場合、まず集団内に友達いないので

なにか起きたら「あいつだろ」となります。

ナチュラルに挙動不審だし、

不気味で目つきも悪い。

しかも久保木のような

外から見た『奇行』もあるように思えます。

小学校のとき、

クラスの美少女の水着だか下着が盗まれ

クラスの男子が皆口を揃えて

「犯人はあっちょ」だと言いました。

⇒この事件はすぐに真犯人が見つかったので

犯人はわたしなわけありません。


これはハッキリ泥棒だと言われたのではありませんが

最初の職場で細々した備品が

何と何が無くなったのかすら知らない

短期間に次々盗まれる事件があり、

その後

・わりと会話もしていた同僚男子から唐突に

醜い人間!一生誰からも愛されねーよ!!」と言われたり

・挨拶だけの仲で特にトラブルもないこちらとしては密かに好意を持っていた美少女同僚女子から唐突に

あたしのこといくら嫌いだからって!!」と言われ

それで過食症が再発したのですが

これってたぶんこいつらに窃盗犯だと決めつけられた

のだと思います。

あ、でもこの事件そいつらはともかく

所長はちゃんとわたしを疑ってなかったと思います!

幸いなことに『正しくものが見られる』人は

ゼロではありません

その後の異動のとき

わたしを誘って連れて行ってくれましたから。


主な事件はこのふたつですが、もっと小さな事件では

そういうことわたしにはしょっちゅうで。

だから何かあると「疑われる!」と

びくびくしてしまうし、

若い頃は実際、

真面目にやっててもわたしなんかどうせ悪魔視されて疑われるし〜

と非行に走ったこともあります。

「ほら、

お前らの望むことやってやるよwwww」

最近だと今煙草吸ってるのもそうですね、

赤ちゃんや小さな子がいる母親は煙草を吸ってはいけないのですが(当たり前ですよね〜)

妊活中から何年も煙草吸ってないのに

吸ってると疑われ、

非難・叱責されたので

それでストレス爆発しちゃって。

(夫が喫煙者なせいかよくわかりませんが

ベビー服から煙草臭がしたらしい)

ちなみに最初に吸っていたのは過眠症の眠気覚ましのためでした。


もっと辛かった大きな事件では

わたしの義母ちゃんが亡くなったときの話があるのですが

それをブログに書く気持ちになれないので割愛します。

大好きなアーティスト様に感銘を受け、普通に応援していたら

キャーキャー言いたいだけの性欲ミーハーババアと思われた事件にも傷つきました。

(確かにキャーキャーは言ってますがね(笑)

枯れ木も山の賑わい)


「生きてるだけで生き地獄」

とはこういうこと。

わたしの真心は

常に踏みにじられ

それどころか決まって

ひねりにひねって悪意にとられ

悪魔視されるんです。

  

何かあるとどうせ疑われるのは

被害妄想ではなく現実にあり現在では、

コミュニケーション能力の低い知的障害や発達障害の被疑者が

冤罪の被害者になりやすいこともよく知られています。

念の為

この事件は、冤罪とは思っていません

どうせ疑われる⇒悪い事をしても同じ

という心理が

遠因としてあったのかもしれないということ)

しかし、

「どうせ疑われるから」

本当に悪事をはたらくのは愚かなことだと今はわかります!


動機が何でも悪いことは悪いことで

被害者の気持ちになれば被害には

かわりはありません。


それにそれは他人を軸にした考え方。

他人の目に左右されすぎです。

自分を軸にすれば、

一部の噂好きの品のない人達が

「どうせ」疑ってきたって

そんな輩に従う必要などない

とわかります。



久保木被告は6月、母親に電話で「エプロンの事件があって、怖いから辞めようかな」と相談。母親も退職に賛成だったが、ボーナス支給後のタイミングで辞めることを提案した。

矛盾、アンビエント、板挟み

ASDが壊れがちなこと。

大口病院での看護師としての勤務を辞めたい

(むしろエプロン事件時点で

久保木被告が犯人だったとしても、

そうでなかったとしてもどちらにしても

辞めなくてはいけないところまで追い詰められていたのでは)

⇒母親「ボーナス貰ってからにしたら」

おそらく母親としてはそんな深い意図はない言葉に思えます

深い意図のない言葉を深刻に受け止めるのもよくあります

いわゆる「ASDには冗談が通じない」と同じ理屈です

辞めなくてはいけない⇔

辞めてはいけない


・「患者の家族から責められ過食、睡眠薬も」
・自分の勤務時間に死亡した場合に、同じように責められるのではないかという不安を感じたという。 

「過剰な責任感/リスクの過剰評価」

ASD/不安障害にありがちだそうです。

「過剰な責任感」

字面だけ見るといい人みたいに見えるかもしれませんが違います。

ASDでなくとも過剰な責任感のある人は

モラルに反したことや犯罪をおかすことが少なくない。

小さなミス隠しのために捏造をするとか

小さな損失隠しに横領するとか

結局、この場合の「責任感」とは

他人のためでは無く

自分かわいさによるものなのです


「自分の勤務時間中に入院患者が亡くなると、遺族への説明が面倒だった」

患者様が亡くなられたときのことを

ご遺族に説明するのが苦痛であることはよくわかります…。

そんな辛い役目が得意な人はなかなかいませんが、

複雑な対人関係が常人以上に苦手なASD者なら酷く苦痛だったでしょう。

(人目に怯えないクールなタイプのASDだったら逆に

こういった"辛いけど誰かがやらなくてはならない役目"に向いていますが…)

そして、語られていないしわたしの想像に過ぎませんが

この辛い仕事を

(『変わり者』事件で被疑者が逆恨みしている?)

同僚達に押しつけようという薄汚い意図も

あったのではないかと思います。


被告がASDだと仮定すると

『動機が不条理』といわれている

この凄惨な大量連続殺人事件の動機は

特に不条理でも不可解でもないと感じた次第です。

知能のわりに稚拙な対人スキル。

被告としては日々の恐怖や不安をひたすら近視眼的に処理していたのかもしれない。


かといって冒頭で述べたように

ASD者だから問題や殺人をおかすということではなく

この女の人間性の問題です。

自分の問題を他人の犠牲で解決しようとする発想が人として間違っています

わたしには理解不能です。

(↑こういう人間性の輩自体は定型発達者にもASDにもいます

つか、殺人事件とか極端なケースで無ければ

自分の問題を他人の犠牲で解決しようとする輩はけっこう多い、大嫌い!)

「知能の割に稚拙な対人スキル」というのも

こういう方向に向かわなければ、

強みやプラスにしている人もいる。

だからね…ASDにこそ『愛され力』が重要です。

それから、ASDにありがちな『謎正義感』のないASDはやはり怖いです、底が無い。

(わたしの場合『愛され力』はゼロですが

『謎正義感』はあります)

真に受ける⇒拡大解釈するコンボにブレーキが無い。


ただ…

もし被告にASDの自覚があったら

親や学校、勤務先が適切な対処をしていたら

事件は起きなかったのかもしれない

とは思います。

逮捕される前にASDがわかっていなかったのでしょう


あとから振り返ると折れるフラグがたくさんあった。

どこかでフラグを折っておけば

誰も犠牲にならなかった。

起こった事件を無くすことはできませんが、

第二第三の連続殺人事件は予防することができるかもしれない。


この事件から得た教訓と悲劇を繰り返さないために

・人間は社会的生物で他人から毛嫌いされたら生きていけないし
そもそも人として、『自分さえ良ければ』ではなく他人ファーストで行動すべきだが
それにしても
『他人』を行動の軸にしてはいけない
(人間達がどう思おうが自分は自分!)
『不安』や『恐怖』を行動の軸にすべきではない
ASDでなくとも、
『不安』や『恐怖』を行動の軸にすると
戦争や虐殺などのとんでもない悪事/無辜の生命に対する殺戮行為をやらかします…。
「できないことはできない」「嫌なものは嫌」という自己認識力大切
変に頑張りすぎて壊れる人はある意味
自分を過大評価しています。
(社会的立場等の)強い人から受けた暴力・圧力、その他のストレスを弱い者へ向けるな

(結局この被告も積年のストレスや恐怖・不安を
自分より弱い、抵抗もできない入院中のご高齢者様を犠牲にすることで解決しようとした
その点では定型発達/ASDに限らず
凶悪犯のやりがちなことです)


医療・介護の労働環境、待遇を改善すべき

とも感じました。

『看護師の仕事は9K』とも言われていて

  • きつい
  • 汚い
  • 危険
  • 休暇がとれない
  • 規則が厳しい
  • 化粧がのらない
  • 薬に頼って生きている
  • 婚期が遅い
  • 給料が安い

(これ『怖い先輩や同僚』も足して10Kだと思う。)

介護も似たようなものですが、

(とんでもない現場の噂は聞きます…)

そんな労働環境で酷使されている方々に

大切な自分や家族の生命を預けたいですか?

夜勤も人数が少なく、キツい上に

点滴に毒物を混入しても気付かれないですよね。

ホワイトな職場だったら

こんな連続殺人事件が起こる前に

とっくにフラグ折りできていたと思います。

本件以外にも相模原障害者施設殺傷事件


このような大きな事件でなくても

入院患者や施設入所者への

虐待・暴行・殺人事件がちょくちょく起きています

守られるべき生命が暴力の対象となっています

一刻も早く、立場の弱い人を暴力から救わなくてはなりません。

せめて人手を増やすかお給金を上げるべき

と思いますが…。