アスペ女子あるあるで、
ガールズトークが苦手
というのがあります。
勉学や就業に支障のないクラスの軽度発達障害でも、
ガールズトークが苦手で社会から零れ落ちてしまうケースがあるほど。
ご多分に漏れず、私も苦手です。
(ここでひとつはっきりさせておきますが、
苦手と嫌いがイコールではないということがわかってもらえず、
そこで誤解を受けたり嫌われることが多いんです
苦手と嫌いはイコールではありません
本当はみんな大好きだしみんなと仲良くしたい・・・)
目次
- 意図がわからない
- 尺時定規
- 3人以上の会話が苦手
- 会食が苦手
- 話題転換についていけない
- 固有名詞が出てこない
- つい変なことを言って気味悪がられる
- 容姿間ヒエラルキーが理解できない
- 気後れしてしまう・申し訳ない気持ち
- 第三者への陰口を聞かされるのが苦痛
まず幼稚園で、女の子達の間で可愛いティッシュ交換が流行っていたのです。
キャラクターがプリントされていたり、香りつきだったり、
今思うと微笑ましい可愛らしい遊びですね。
しかし当時の私にはその意味がわからず、
確か、
「なぜティッシュペーパーを交換するのか意味がわからない」
と言ってしまったんですね。
それでみんなに嫌われました。
今ではそんなこと言いませんが、
当時はわからないことはすぐに聞いてしまうんです。
ああ、
私は本当にただ意味がわからなくて、
好奇心をもって尋ねただけなんです。
ついでにできれば仲間に入れて欲しかった。
しかし、相手にはもちろんそれはわかりませんから、
馬鹿にされた、とかディスられたと感じてしまうのでしょうか?
私としては馬鹿にするどころか、尊敬してるくらいなのに、
相手に
「馬鹿にされた!」
と急にキレられることはよくありました。
この件に限らず、
なんか、女性を見下していると誤解されることがよくあります。
(実際には私は女性は大好きですし、
ミソジニストが大嫌いです)
尺時定規で、ルールを頑なに守ることがあります。
幼稚園時代、パーマをかけていた女の子がいたのですが、
(天パーではなく本当にパーマなことは本人も言っていた
お洒落なお母様だったのですね
幼稚園もそのあたりはおおらかで認めていたようです
小学校になったらストレートに戻していました)
誰かの受け売りで
「子供がパーマかけちゃいけないんだよ」
と言ってしまい当然嫌われたことがあります。
小学校のときに隠れてガムを楽しんでいた子を先生に告げ口して、
女子全員に囲まれて、
「今一番悩んでいるのは○ちゃんなんだからね!」
と糾弾されたこともあります。
当人としては悪いことを先生に教えただけなのになぜ悪者になるのか理解できませんでした。
(開き直っているわけではなく、
こんな子いたら普通に嫌われるのは全然理解できます)
今なら・・・というか、
小学校高学年くらいで、
仲間内で目上の大人に隠れてこっそりルール違反をするのは楽しくて良いことであり、告げ口してはならないと学んだのですが、
今度は何か悪いことをするのが良くて友達に好かれると勘違いして非行に走ってしまい、
そうするとやっぱり集団から糾弾、攻撃、排除されるのですね。
(力加減がわからないのは42歳の今でも続くテーマです)
一番大きいことかもしれませんが、
そもそも3人以上の雑談が非常に困難です。
これは子供のころからずっとそうで、
1対1なら、自分が一方的に喋り過ぎたり、聞き役のみにならずそこそこ会話のキャッチボールができるほうです。
(アスペルガーにしては、ですが)
ところが、3人以上の会話で口を挟むべきタイミングとか、
喋っちゃいけないタイミングとかわからないし、
話を聞くことに集中しないと人同士の会話の流れがわからなかったりするし、
もうこれについてははっきり言って、
「できません、ごめんなさい
自分なりに努力はしたのです
でもできません、ごめんなさい」
としか申し上げようがございません。
3人での会話なら、
Aさんと会話→Bさんと会話→AさんとBさんの会話を聞く
のローテで会話が成り立っているように見せたり、
(夫氏曰く、バレバレらしいですが・・・)
大勢の雑談でも、とにかく皆さんのお話を聞いて時折相槌を打つことはできます。
私としては、ただ皆さんの興味深いお話を聞いて、楽しむことって楽しいのですが、
一緒にいる人が居心地悪くなるというか・・・。
はっきり物をいう人だと、
「アツコさんって、適当にそうだねしか言ってないよね!?」
とか不満を口に出されることもあります。
ときどき、縄跳びに入れない子供のような気持ちになってしまい、
「お嬢さん、おはいんなさい」
雑談中に解離してしまい、上の空でぼーっとというかふわーっとしてしまうこともあります。
会食が苦手
何か食べながら雑談するのが非常に苦手なのです。
そもそも二つのことを同時進行させるのが困難なのに、
食事のスピードが早過ぎたり、遅れてはだめですし、
相手を不愉快にさせないように食事マナーも気をつけなくてはだめ。
(食事マナーどころか私はうっかりすると何かこぼしたりしてしまう方で・・・マナー以前の問題です)
口の中に物が入っているときに喋っちゃいけないのに、
口の中に物が入っているときに話しかけられるし・・・。
いつも最初は頑張ってもたいてい開始10分くらいで
黙々と食べる人化してしまいます。
これは本当に苦手で家族ですら難しいです。
しかし、皆さん、会食お好きですね。
中学校までは、給食時間の私語厳禁なのに、
高校以降(高校、大学、社会人)になると急にお話しながらの会食スキルを求められてびっくりしました。
(こういう、年齢で急に昨日まで全く禁止だったことを
今日からできなくてはならないことになってしまい戸惑うことはたくさんあります)
ちなみに、
私はアルコールが入ると対人スキルが常人にかなり近づくので、
会食が酒ありだとかなりほっとします。
飲める!やったー!って感じ。
飲みすぎると逆効果なので酒量注意です。
やっぱり適度にリラックスすべきなのでしょうね。
ガールズトーク自体は嫌いじゃない。
お約束の旅行やグルメやファッション、コスメとか美容の話大好きだし、
女性同士だって実は、女性だけのときは
政治社会の話とか、国際情勢の話とか意外としてるんですよ。
トーク自体は楽しいし、内容にたいして男女の差があるとは思えないのですが、
女性の方が話題転換が速い!!
そして、
「どうしてそこからそこへ話が飛ぶんだ!?」
が多い。
皆さん、頭の回転速いなあ・・・。
ついてけないよう・・・。
待ってー!!!!
って感じです。
定型さんから見たアスペルガーの特徴の一つに、
話があらぬ方向へ飛ぶというのがあるそうですが、
私から見た定型女性の皆さんがそんな感じです。
固有名詞が苦手
女子ならではのトーク、
旅行やグルメ、スイーツにファッション、ブランド、コスメ・・・。
意外と嫌いじゃないのですが、
(むしろ好き)
固有名詞が苦手なのでなかなかついていけなかったりします。
外見に気を使っているお洒落な人大好きだし、
わあ!バッグの中身までパンプスのヒールまで素敵!
見てるだけで幸せになる!!
それ、知ってるよ、この間雑誌で見たけど・・・
・・・ブランド名、出てきません。
聞いてもすぐ忘れます。
この間女子会やったカフェがね・・・
・・・地名、店名、出てきません。
聞いてもすぐ忘れます。
というわけで私と話しても女の子達は楽しくないと思う・・・。
実際楽しくないとはっきり言われたことがある。
「アツコさんって何の話ならできるの?」
でも、今はスマホがあるから前より少し助かってます。
スマホ検索しながらのガールズトークは固有名詞で詰まらないから助かります。
つい変なことを言って気味悪がられる。
気をつけているのですが・・・。
OL時代、
みんなで少し不思議な話とか怪談とかで盛り上がっていたので、
私は笑い話のつもりで、
自分の幽体離脱現象のことを話しました。
そうしたら、みんなの顔色がさーっと変わって、
化け物でも見るような目でこちらを見るんです。
(アスペですが、あからさまな表情変化はわかります
特に、人々が化け物でも見るような目でこちらを見ているのには敏感です)
そして、それが被害妄想ではないことに、
仲間内で一番私に親切な子が、あとで二人になったときに、
「アツコ、人前でああいう話しないほうがいい!」
って。
どうしていけなかったのか、
今でもわかりません。
話題にも沿っていたし、
みんなはもっと、スピリチャルとか、心霊とか、ヤバイ話ししていて、
私の幽体離脱話なんて
私は心霊現象信じてなくて子供のころから金縛りや幽体離脱、絶対生理現象だってわかってて、
そして、
目を開けて寝ていたからってオチまでついている笑い話で。
生理現象の幽体離脱なんて定型さんでもよくあることで。
みんなが嫌ったり気味悪がる理由がわかりません。
ここからは少し批判的に聞こえてしまったらごめんなさい。
女子同士の容姿間ヒエラルキーが意図も理解できず、
そして、基準が全くわかりません・・・。
職場やママ同士ではあまりありませんが、
(なので今はそれほど悩んでいない)
学校とかプライベートだとありますよね。
男性(の一部だとは思いますが)は女性の容姿に点数や偏差値をつけて扱いかえることをします。
なぜか女性しかいないのに容姿序列があって、
可愛い子とブスは友達になってはいけないみたいなのがあるのですが、わかりません。
はっきり物を言う人だと、
「私はブスやデブとは友達にならないの」
「友達の質は下げない」
と公言する人もいますが、(かえって助かります、はっきり物を言う人)
そんな人はまれで、
ほとんどの人は優しいので、そんなこと言ってはくれず、
積極的に友達作ろうとしていたこともあるのですよ。
でもこちらの内面も知らない段階で拒絶されたり、
で、よく見ると似た体型同士やファッション同士でグループを作っていて・・・。
うーん・・・
でもまあ、性格合う人って外見も似がちだし、
経済格差があると友人づきあいは難しいので
そうなることにそこまで批判的なわけではありませんが・・・。
ああ、でも友達欲しいなあ・・・。
私の人間性が一番問題なのは自覚していますが、
まず外見ではねられるので、
もっときれいに、
といっても普通に仲間に入れてもらえる程度に普通にきれいになりたいなあ・・・。
実は私にとって外見問題、深刻なんですよ。
女性同士に限らず、就業とか、男性友達というか普通に会話したいのですが、
一番の問題は人間性なのはきちんと自覚しているのですが、
まず入り口で外見で拒絶されるので、
入り口のそこをクリアしたいのです。
努力すればいいのですが、先天的要素もあり、
自分なりに努力はしているのですが、
ほかの人はもっと努力していると夫にも言われ・・・。
そんなことを言っている間に運動するとか、何かしたらいいのかもしれません。
ふつうの人と話していると、
つい気後れしてしまいます。
せっかく優しくて手を差し伸べてくれても、
なんだか申し訳ない気持ちになってしまいこちらから離れたくなる。
友人関係ってギブ&テイクと言いますが、
私にはテイクができない。
面白い話題もなければ、
役立つ情報もなく、
何か人のお役に立つことができずいつもおんぶに抱っこでついていくだけ。
他人を喜ばせる能力に欠けているのです。
はっきりタイプの人なら「もっと努力して他人が興味を持つような特技を身に着けるべき」
ってアドバイスするだろうし、私もそう思います。
優しい人なら、
「そんなことないよ」
と言ってくれると思いますが、もうそれが、申し訳ない!
よく「私なんて」は「そんなことない」を期待する脅迫の言葉って言いますし、
ふつうの人はそうなのでしょうが、
私の場合本当に申し訳ない。
ときどき、夫とも別れたくなるし、
布袋さんのfanになりたいのも申し訳なくなる。
でも、口に出すと、脅迫の言葉になってしまうので、
(優しい人なら、あっちょのこんなところが素敵だよと言わせてしまいそれがますます申し訳ない)
悶々としてます。
インスタとかで、コメ下さる布袋さんfanの方が、
うれしくて、お友達になりたいけど、
最初はとっても楽しくてネットの上だけでも交流を楽しんでいたけど、
冷静に考えると申し訳ないのです。
ネット上人格、
私は「盛らない、嘘つかない」をモットーにしているのですが、
それでも本当よりトロさ?時間感覚のおかしさみたいなのは伝わらないし
パニックや癇癪、フリーズの類もネットのやりとりでは見えません。
だから、実際よりよく見せてしまっているのだと思います。
布袋さんfanって平均より、
ずっと気持ちが優しく、固定観念がゆるやかで素敵な方ばかりなので、
きっと私が「ホテトモになって」
って言ったら拒絶的な返答をしない可能性が高いと思う・・・。
でもなんかもう、それが、申し訳ない。
冷静にならず少しずうずうしく楽しい気分のままいればよかったのかもしれないし、
冷静になって良かったのかもしれない。
人の悪口や陰口が苦手。
偏見や差別も苦手。
私ではない第三者への陰口とか、よってたかっての批判だとか、
自分とは無関係な対象への差別とか。
本当にキツイんです。
と言うと、よくとってくださる人は、
「あっちょって優しいんだね」
と思われるでしょうし、
少し深く読まれる人は、
「自分だけいい子ぶって」
「きれいごとばっかり」
(これよく夫に言われます。)
と思われるかもしれませんが、
どれも違うんです。
お世辞にも性格的に優しいわけではないし、
逆に嘘やいい子ぶってるわけでもないのです。
興味のある人は上のリンクをお読みください。
私は、
”黒い羊”(集団にとって異質な故に糾弾されている人)を見ると、
理由の如何を問わず
どうしてもそちらの肩を持ちたくなる衝動にかられてしまうのです。
これも、アスペあるあるのようです。
アスペルガーの元々の気質がそうなのかもしれませんし、
アスペルガー故に集団から排除されたりいじめられやすいトラウマがそうさせているのかもしれません、
理由は不明ですが
アスペあるあるのようです。
(アスペあるあるというのはASD当事者によくある現象のことを指し、
ASDさんが全員そうだということではありません)
給湯室でみんなが悪口を言っているからといって
みんなが悪で、悪口を言われている人が善とは限りません。
本当に配慮のないことをしたとか、
言われるだけの理由があって言われている人もいると思います。
(つか、だいたいそう)
それでも衝動的につい庇ってしまいたくなります。
もしかしたら、何かみんなの知らない事情があるのかもしれないとか、
ねえ、ちょっと待って、
たしかに彼女の言ったことだってあまりよくないけど
そのくらいで皆でそこまで怒ることじゃないんじゃない?とか。
そしてこれうっかりそのまま口に出すと、
当たり前ですが、その集団からはめちゃくちゃ嫌われます。
だいたい嫌われてる人ってちゃんとした理由があって嫌われているのです。
(ちゃんとした理由といっても
集団の外から見るとイジメをしたい言い掛かりにすぎないのから、
嫌われてる人がガチで迷惑な人で嫌っている人がまともというのまで範囲はさまざまです)
しかも、私が庇うとたいてい逆効果で黒い羊ちゃん、ますます立場が悪くなることが・・・。
(本当に人庇うの苦手なので、
一時期、わざと庇いたい相手の悪口を言っていたことがあります。
その方がみんな自分達の異常さに気がついてやめてくれたり。
ただ、自分の精神に良くないし、相手にもよくないこともあるのでやめました。)
かと言って、嫌われたくないからと同調するとなぜか私がイジメ犯、
しかも問題になると主犯格まで行かないけど第一共犯者みたいな扱いになるし、
第一私が気持ち悪いので、同調するわけにもいかないのです。
というわけで、
悪口陰口の現場に立ち会うのが非常に苦手です。
この項を書いていたら、
私の大好きな作家さん、
村上春樹さんが「卵と壁」のスピーチをしていたのを思い出しました。
たとえ卵側が悪かったとしても、善悪でも、真偽でもなく、
衝動的、自動的に
私は割れていく卵を守りたくなる。
(私は村上春樹さんがアスペルガーだとは思いません
定型さんでもこの感覚を持っている人はたくさんいます。
というか、一般人が周囲の人や、有名人や歴史上の人物をアスペだ、サイコパスだ、統失じゃないかと賢しらぶってあれこれ噂するのが大嫌いだし、
そのほとんどは間違っていると思います
例えば発達障害と愛着障害とパーソナリティー障害は
現在の症状だけではプロの精神科医ですらすぐにはわからないのです
同様に、カサンドラ症候群さんや、アスペ被害者系を読むと、
「受診させてない」「診断されていない」と書かれていて
「えっ!?」
(それ、もちろんガチアスペかも知れないけど、もしかして違う疾患だったりしないか・・・?)
って驚くことがあります・・・
そういうこともあるのでちょっと困った人は受診させるべきだと思います
本人の自覚や周囲の薦めで発達障害の疑いで受診した人の過半数は発達障害ではないそうです
しかも調査によるとおとなしく自虐的な対人関係を形成する自閉症スペクトラムが一番比率が高いはずなのに
ネットでは尊大型ばかり出てくるのは不思議です)