季節は一応秋とはいえ、猛暑が続く毎日です。
一年の中で夏が一番苦手な俺は、
「エアコンの温度は28℃」という設定をどうしても守ることが出来ません。
クールビズだけではとても、毎日を過ごすことは不可能です
それはさておき、世間ではエコへの流れが活発に進みつつあります。
俺もエコキャップ(ペットボトルのキャップを集めてワクチンを送る)活動をしています。
ペットボトルそのものや、牛乳パック
もリサイクルしています。
こうしたエコロジー活動、果たして全てが「地球環境に優しい」ものなのかどうか、
ある雑誌の記事で専門家たちが一石を投じています。
例えば、
「CO2の排出濃度が高くなったから地球温暖化が進んでいる」
↓
『人為的に排出されたCO2はわずかで、CO2排出規制はほとんど効果がない。
むしろ大気汚染そのものが温暖化の原因になっている』
「古紙から再生紙を作ることはリサイクルに役立っている」
↓
『再生紙を作るためには大量の石油が消費されている。
しかも再生紙は本来真っ白な紙となって出来上がるのに、
再生紙であるということをわからせるために、
経産省の指導でくすんだ色までつけている。
そうしたことで生産コストがますます高くなる』
「牛乳パックのリサイクルは効果がある」
↓
『牛乳パックはポリエチレンでラミネート加工されているので、
これを剥がす工程が必要で、そのための設備にコストがかかる。
焼却炉で燃やして発電に使う方がよっぽど効率がいい』
「ペットボトルのリサイクル率が高まっている」
↓
『ペットボトルを回収し、選別、洗浄、破砕してフレーク状にするまでに
1kg600円かかる。しかし費用対効果は1kg2~3円にしかならない。
多額の税金を投ずるより、牛乳パック同様燃やして発電に使う方がよい』
「多くの自治体が、指定したゴミ袋以外使ってはいけないとしている」
↓
『レジ袋は日々の生活の中で再利用度が高いものであり、
ゴミ袋に使って焼却しても有毒ガスを発生させない。
わざわざゴミを出すためだけの袋を大量に作ることの方がムダである』
「風力発電や太陽光発電、原子力発電は省エネに役立っている」
↓
『火力発電と同等のエネルギーを作り出すためには、
風力発電は火力の3倍、太陽光発電
は8倍もコストがかかる。
石油の枯渇に備えるべきだという意見もあるが、
石油の可採年数は年々伸びており、未確認埋蔵量もまだまだある。
原子力発電も、ウランを燃やすのに大量の石油を消費するし、
放射能汚染事故の危険性も絶えないので、実用性にそぐわない』
「ハイブリッド・カーは環境に優しい」
↓
『ハイブリッド・カーの製造には、高温特性を持った自動車用の
希土類磁石が不可欠で、この磁石を作るための希土類元素も必要になるのだが、
日本にはこの元素を含んだ鉱石がなく、中国からの輸入に100%頼っている。
その結果、中国の鉱山が次々と切り崩され、大量の土砂が川に流れ、
逆に環境破壊を引き起こしている』
「とうもろこしを使ったバイオエタノールが注目されている」
↓
『食料用とうもろこしの供給が不足し、深刻な食糧不足を招いているばかりでなく、
バイオエタノールのためにとうもろこし畑を拡大し、森林破壊が深刻化している国まである。
バイオエタノールは、間違ったエコ対策の代表格に挙げられる』
・・・などなど、枚挙に暇がありません。
この全てが正しいかどうかはわかりませんが、
少なくとも、理にかなっていないエコロジーが存在していることは確かなようです。
もう一度、ブームに乗るだけではなく、真のエコについて、
よく考えてみる必要がありそうですね。。