前腕手関節付近での内シャント
について説明していきましょう。
下の図の①ですね

シャントについて、こちらからよく復習しておいてください!
さて、前腕手関節付近での内シャント作成がなぜ望ましいか、まずはそこからお話ししましょう。
ここで作ったシャントはこのように流れます。
↓↓

☆が吻合部です
矢印①がメインとなるべき血流の走行です。
われわれはシャント本幹とよく言います。
矢印②のほうにもよく流れます。
これは、
橈側皮静脈から
肘部分の正中静脈を経由して
上腕の尺側皮静脈に流出している
というように表現します。
続きます。