コロナ発生から1年で緊急事態宣言があったり、海外からの旅行客がほぼ無くなり、経済は大きなダメージを受けているが、3月のコロナショック後を抜けると株はずっと上がっている。
これは、コロナ対策の金融緩和策でお金が増えているのだが、優良な投資先が少なく、お金の使い方(行き場)が株など金融の世界しかないからだろうか。
それは置いといて、身近な問題として、
不動産価格ではどのような変化があったのだろう。
今のところは、観光客(インバウンド)目当ての商業地で下落が目立ってきました。
大阪の道頓堀などでは、空き店舗も目立ち始め、3割程度下がっている場所もあります。
2018年ごろが中国人観光客の爆買いビークだったと思いますが、その後も安定して収益を上げれるために、商業地は上がっていました。今では一気に撤退が進んでいます。
では、住宅地というと、今のところは動きが少ないです。
ただ、市場に出てからも売れないところでは値引きが始まりつつあると思います。
が、今後も立地の良い物件や、便利な土地では下落は小さいと考えています。
優良物件は逆に上昇する可能性もあると思います。
コロナでリモートワークなどの動きがあり、地方への移住のようなニュースなどがあると思いますが、実際は都会で生活する人が増えると思います。
地方での医療体制は都会とは比較できません。
また、災害があった時も都会の回復力は地方とは比べられません。
また、都会で生きてきた便利さを、普通の人は捨てられないからです。
コロナがどのぐらい増え、経済がどこまで損害を受ける、不動産もどんな動きを始めるか、まだ誰もわかっていません。
ただし、不動産情報を毎日確認することで、世の中の動きを少しでも早く察知できると思います。