解説
有効なセル参照かどうかは引数「値」の頭に=を付けて実際に参照できるか試してみても確認できます。
この関数の特殊なところは=ISREF(B2)としたときに、セル「B2」の値を参照しません。B2というセルや名前が存在するかどうかを判定します。
セルの参照形式が「A1 参照形式」か「R1C1 参照形式」で有効なセル参照かどうかも変わります。「A1 参照形式」ではB2が有効でも「R1C1 参照形式」では無効になります。逆に「R1C1 参照形式」ではR[1]C[1]が有効になり「A1 参照形式」では無効になります。
参照形式を切り替えるには「列の表示を数字とアルファベットで切り替える」をご覧ください。
"B2"のように文字列を指定するとそれは参照ではないので「FALSE」を返します。これを有効にしたいときは「INDIRECT 関数」を使って文字列を実際の参照に変換します。

「IF 関数」の条件に指定して、「INDIRECT 関数」の結果が有効なセル参照かチェックできます。有効なときだけ処理をして、エラーの時は何も表示しないなどエラー処理ができます。
例として「INDIRECT 関数」の結果を「SUM 関数」で合計を求める範囲にしたいとします。
まずは「INDIRECT 関数」でエラーが発生するかチェックします。
=ISREF(INDIRECT(C3))

その結果を「IF 関数」でエラー処理します。判定用と結果用で同じ「INDIRECT 関数」を 2 回実行します。
=IF(ISREF(INDIRECT(C3)),SUM(INDIRECT(C3)),"")

セル参照以外のすべてのエラーも判定対象になりますが、「IFERROR 関数」を使用すると、次のように簡素に書けます。
=IFERROR(SUM(INDIRECT(C3)),"")