集計方法について

SUBTOTAL関数は小計を求めることができる関数ですが、集計方法の指定で平均やカウント、最大値、最小値なども計算できます。

もっとも特徴的な点は、SUBTOTAL関数の範囲内にSUBTOTAL関数で求めた値のセルが含まれるときは無視して計算してくれます。

下図の小計と合計はSUBTOTAL関数で求めています。

計算しているセルのイメージ



数式の参照セルのイメージ


SUBTOTAL関数オートフィルターなど非表示の行を集計しないといった計算が可能です。

下図のように、SUBTOTAL関数とSUM関数とでの集計(合計)の違いを確認してください。

C15セルに =SUBTOTAL(9,C3:C13) と入力してあります。

すべてのセルが表示されているので、 C15セルのSUBTOTAL関数で求めた合計と、C16セルで求めたSUM関数での合計と一致しています。




フィルターで商品が「りんご」と「みかん」を抽出しました。

SUBTOTAL関数では表示された数量だけが計算できますが、SUM関数では非表示の数量も含めて計算されています。

よって、C15セルは480、C16セルは660と計算結果が異なっています。