Excel 複数条件の合計の関数(DSUM関数)の使い方:Excel関数

 ディーサム

=DSUM(検索範囲,集計項目(フィールド),検索条件範囲)

   検索条件範囲を作成することによって、複数の条件で集計ができます。

バージョンによって挙動が異なりますので、データベース関数での注意点も一度ご覧ください。

Excel2002とそれ以外では完全一致の検索と前方一致の検索といった違いがあります。

なお、DSUM関数の他にも複数条件での合計を求めることができます。

 

DSUM関数の使い方1


 

条件を数式で書くこともできます     

条件を数式で書くメリットは条件を書き出すセルが少なくて済みます。

デメリットは条件をセルに書き出した場合に比べ、可読性が落ち、条件がわかりにくいものとなります。

OR条件の例で説明します。

データ部分は上記と同じです。


条件を数式で書いています。C15セルに=OR(C3="図書費",C3="諸費") としています。

このとき、上のC14セルは空欄のままか、データリストのフィールド名と重ならない文字列にします。

数式ではフィールドの最上行のセル番地を使って条件式を書きます。

ここの例ではC3セルを基準にした数式にします。


数式は論理式で =(C3="図書費")+(C3="諸費") と書くこともできます。

また値で書きだしたのと同じように、このケースはOR条件ですので、下表のように同列に数式を書くこともできます。