office2021 Excelで表を作成してセルに入力する文字列が決まっている場合は、データの入力規則を使ってドロップダウンリストから選択して入力できるようにすることができます。また、同時にその文字列に対して条件付き書式で塗りつぶしの設定もできます。
excel重複しているデータを見つけたい
リストに入力されているデータのうち、重複しているデータがあるかどうかを
確認したいときのお話です。
目的を達するために利用できる方法はいくつかありますが、
今回は、COUNTIF 関数と IF 関数を使用して、
重複しているデータが入力されているセルの隣に「重複」と表示されるように設定します。
COUNTIF 関数は、指定された範囲内のセルのうち、条件に一致するセルの個数を
返す関数です。
数式は、下記のように作成します。
=COUNTIF(範囲,検索条件)
excel範囲:セルの個数を求めるときの対象となるセル範囲を指定します。
検索条件 :個数を求めるセルの条件を指定します。
条件は、数値、文字列、数式、セル番地などを指定できます。
下図の例は、3つの数式によってそれぞれの結果を求めています。
■例1:セル H6 の数式
表の [地域]の列 (範囲) に、「東京」(条件) という文字列が入力されているセルはいくつあるか
■例2:セル H7 の数式
表の [数量] の列 (範囲) に、「10000 以上」(条件) の数値が入力されているセルはいくつあるか
■例3:セル H9 の数式
表の [地域]の列 (範囲) に、セル G9 (条件) と同じ値のセルはいくつあるか
次の手順で重複データを見つけるために利用するのは、例3 と同様のセル参照による
条件の指定です。