Access2019 Betweenを使って日付や文字列を抽出する

アクセス担当のまみです。

データ抽出がうまくいかない時がありませんか?

何度やってもエラーが出てしまう。

ようやくエラーが解消されたと思ったら今度は思った通りのデータが抽出されない・・・

原因はデータ型の問題だったりその時々によって違うのだけど、範囲指定がうまくいかないって時は、指定方法が違っていることもありますよ!
今回は、範囲指定で活躍してくれる「Between」についてお伝えしますね。


Access2019 Betweenで範囲指定する
 

Access2019 Betweenを使用する時だけじゃなくて、他の関数等を使う場合もデータ型によって書き方が違います。

文字列、数値、日付の3種類の方法を覚えておくと役に立ちますよ!

 文字列の場合
 

使用するテーブル

「T_成績表」


ween “A” And “C”

 

(あいちゃん)
BetweenのうしろとAndの前後には半角のスペースが必要だよ!
 

ではさっそくクエリで総合判定がA~Cのデータを抽出してみましょう。

 
総合判定がA~Cのデータを抽出したいんだけど上手くいかないよ?
 

(あいちゃん)
抽出条件にはなんて入力してる?
 

(はてな君)
「”A”<=[判定]<=”C”」だよ。
文字列だから「”」であってると思うんだけど?
 

(あいちゃん)
あ~それはデータ型の問題じゃないね。「Between」を使うんだよ。「Between」は範囲指定が出来るんだよ
 

リボンの①「作成」タブから②「クエリデザイン」を選択し、「T_成績表」を追加します。

 

フィールドになまえと判定条件を追加します。

 

(あいちゃん)
他に表示させたいフィールドがあれば追加してね!
 

判定条件の③抽出条件に直接入力してもいいですが、右クリックして「ズーム」を選択すると、大きな画面で編集できます。

 

④「Between “A” And “B”」と入力して「OK」を左クリックしましょう。

 

(あいちゃん)
データシートビューで確認してみてね!
 

クエリの結果

 

(はてな君)
そっか。Betweenを使うんだったんだ。
 

クエリは「Q_判定」と名前をつけておきましょう。