2/22 の作業
数学:数Ⅲ教科書 8:27
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8:27
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二次試験目前なのだが、今年は受験しないことにした。
受ける/受けないで結構揺れ動いていたのだが、最近の防疫状況が最終的に決め手になった。
本命の試験であれば(自分が非感染の状態であれば)行くのだが、今回の受験は模試と重要度は変わらない位置づけのものなので、スキップすることにした。不本意ではあるが、自分が家族の感染源になることは避けたいので、受験が必須でないことを加味して、今回は諦めることにした。
当分はおとなしく、自宅浪人として学習を続けることになる。
そのうちに落ち着いてくれればいいが…。
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数学の傍用問題集のB問題を解説なしで解くのがきついので、教科書各問題→教科書章末問題→傍用A問題→青チャート1-3問題→傍用B問題(出来ないのはすぐにスキップ)→青チャート4問題→青チャート3問題復習→傍用B問題(完成)
という順番で解いてみることにした。重複する問題についてはスキップする。
傍用のB問題はA問題より少し難しい程度かと思ったが、大分飛躍があることに今さら気づいた。
似た形式の問題が青チャートだとExercisesで出題されていたりする。難易度3-4位のものが多く、それを解説なしで解いて納得する段階まで持っていくのはさすがにきつい。答えに付与されている条件や解説が理解できないことがあるが、それを理解するために何十分もかかったことがあった。時間の無駄のような気がした。。
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理解と記憶のやり方を変えてみることにした。
これまでは理解しようとして読み込んだり、何回も音読したりして、”覚える作業”をすることを重視していた。
この場合、目は教科書や参考書に固定されたまま、目で読んだり、声に出したり、という作業をしていた。
しかし、どうも定着が悪い気がしていて、記憶の実験(ひらがな3文字の単語10個を覚えた後、1分間で幾つ書き出せるかの確認)を延々と続けてきて、覚えようとする作業よりも思い出す作業の方が記憶の定着には良いのではないかと感じた。
上記の実験では、そもそも純粋に覚えるのは最初の一回だけで、後は思い出す作業をして、欠けた部分を再度記憶することを繰り返している。
思い出す作業をすることで、既に定着している部分に関しては復習になるし、欠けた部分を思い出せれば記憶が強化されるし、自身の記憶の欠けている部分を確認するためのテストにもなる。
それらを同時に出来るので、割と効率がいいかも知れないと思った。
ただ、思い出す作業は疲れる。よく考えたら以前も似たようなやり方をやろうとして、面倒になって止めてしまったことがあったかも知れない。
今回は2カ月間記憶の実験をしたことで、思い出すことが一種の単純作業として習慣に定着している。
そのため、割と負荷のかかる作業(特に記憶が曖昧な最初の一回目)であるが、こちらも続けていくことで、自然に習慣化されるのではと考えた。
とりあえず、数学Ⅲの「8章 積分法の応用」の学習をする際に下記の手順で試してみた。
・目次の記憶(これで全体の構造を把握する)
1. 一度さらりと頁をめくりながら見ていく
2. とにかく1分間思い出せるだけ思い出して書いてみる⇒ほとんど出てこない
3. 再度1を行う⇒出てこなかった部分に自然に目が行くようになる
4. 再度2を行う⇒一度2で思い出せた部分は割とすんなり出て来る。出てこなかった部分も目が追った内容は出て来るようになる。
5. 再度1を行う⇒3よりもさらに細かい点(文章の表現、言い回し)などに目がいくようになる
6. 再度2を行う⇒4よりもより正確に内容を書き出せるようになる
という感じで5, 6回はやってしまったが、目次の章立てを何も見ずに大方書き出すことができた。
その後も割と定着しているような気がしている。毎日の復習によって記憶の減衰率も感覚的に分かってきてはいるので、復習を適切にすればそのまま維持することも可能だろう(今回は捨てる予定)。
やってみて思ったが、完璧を目指さずに8-9割で止めておくのが良い。
10割を目指してしまうと、おそらく忘れた時のインパクトが大きいし、復習の時も忘れたことにしか目が行かなくなる気がする。
8-9割アウトプットできればOKとして、後は復習を定期的に繰り返すことで、自然に10割出来るようにすればいい。
むしろ、幾つか覚えていない部分を残していた方が復習が前提になるため、自然な流れが作りやすいかも知れない。
上記を機械的に行い、記憶が定着する過程が確認できたため、そのまま数学の本編の内容に進んでみた。
一通り、本文の内容を覚え忘れ覚え忘れを繰り返して、ある程度アウトプットできる状態まで進めた。
思った以上に時間がかかった。当然かも知れないが。。
覚えることを目標にしておらず、思い出すことを目標にしていたため、忘れても気にしない。これは気楽でいいと思った。
過程は異なるが、記憶は残っているため、結果的には同じことだ。
あと、単純な暗記ではなく、覚え忘れを繰り返すときに、少しずつ理解が進む過程も分かってきた。
やはり、理解しやすい部分から自然に記憶されていく。その上で、複雑だったり分かりにくい部分も既に記憶した部分を基に理解して、記憶に載せられていく。
覚え忘れ1, 覚え忘れ2, ... , 覚え忘れn とする際に、記憶が階層的に積み上げられているような感じもある。
最終的には、概略のような形で蓋をして、それ以降はそれを基に考えたり、思い出したりするようになる。
とりあえず、やってみた感じはなかなかいいと思った。後は他の内容にも応用できるかどうか、時間的・負荷的にどうか、本当に記憶が定着しているのか、などが気になっている。
とにかく色々試しながら、少しでも効率が良くなることを目指したい。
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[2]の方法を基に数Ⅲの教科書の本文部分を8割ほど理解して、何も見ずに説明できる状態にした。
その後、問題を解き始めたが、今までと感触が全然違う。勝手に手が動いて解き進められる状態。
これまで、ところどころ詰まりながら、内容を見直したりして進めていたのは、要は理解が浅かったのだなと痛感。
もしかしたら、これまでの数学の既習範囲もやり直した方がいいのかも知れない。
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今日は16時以降は休みとして、温浴施設にいってゆったりした。
のんびりした田舎だからか、マスクをしている人は皆無だった。
その後、湯上りにアイスを食べ、ジュースを飲み、ラーメン大学に行って漫画を読みながら担々麺と餃子を食べ、帰りにおにぎりとデザートを買い、家に戻った。
ほんの3時間位の外出なので大したことは出来ないが、最近は余り食事もせずに学習ばかりしているため、単調な生活を少し脱した感じがあり、気持ちのよい切り替えになった。
2週間に一回くらい機会を設けると、モチベーションが維持できるような気がする。
二次試験まで、あとXX日