3/5 の作業

数学:数Ⅰ教科書    1:30
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前の会社の人と東京で飲む約束が入ったので、それに合わせてフリーランスの仲介会社に仮登録し、面談を飲み会前に設定してもらった。
仲介会社の選択は、「フリーランス 求職」で検索して、何か出てきたランキングサイトで上位2位に入っていた仲介会社を選んだ。

しかし、どこかで間違いが生じたようで、仮登録自体もフリーランスの求人として申し込んだはずが、1社目は転職の求人として受け付けられていた。
フリーランスの求人として対応して貰えないか聞いたが、やっていないとのことだった。
そのため、一旦据え置いて、転職求人という形で話を伺うことにした。
結果的には、IFとしての転職について考えるきっかけとなり、視野が広がったので、話を伺えてよかった。

新卒だと大企業や有名企業、将来性有望な企業と自身の知っている中から選んでいくのだろうが、転職の場合は既に紹介される時点で絞り込まれていて、その中から最適のものを選ぶ作業になる。
それは相手方である会社も同じで、双方のマッチングが重要になっていく。
会社選びは婚活と同じだと言われるが、上位層同士が希望通りに双方理想的にマッチングするのに対して、下位層同士は自尊心をすり減らし妥協を重ねて消極的にマッチングをするという点では似ているかも知れない。
最終ラインとしては、どこでもいいから就職したい、誰でもいいから来てほしい、という形でのマッチングだろう。そこまでいけば、案外うまくいくのかも知れない。

2社目は希望通りフリーランスの求人を紹介して頂いた。
転職求人の場合は、やはり転職を積極的に希望していないということもあり、何とも言えない割り切れなさがあったが、こちらはすんなり受け入れられた。
それなりに求人はあるようで、面談なども決めていくことができそうである。
名古屋での求職活動と比較すると、やはり東京は相場でも月10万位は高くなるようで、生活費の分が浮く位にはなりそうだ。
また、働き方改革のおかげか、残業時間も10-20時間位と押さえられている会社が多く、通勤時間を削減できれば、ある程度妥協した上で学習との両立はできそうだ。

上記の面談を終えて、名古屋フリーランス求職、東京フリーランス求職、東京転職求職の3つの活動が並行する形になっている。
求人自体は紹介され、仲介会社としても紹介先に候補を送りたいという意図がある程度あるようで、とにかく受けてみることを推奨される。

本来は、紹介先とマッチングして実際に働き始めた段階で報酬が仲介会社に行くのだから、求職者の希望が薄くて面談してもこちらから断りそうなところを勧めても意味がないと思えるのだが、実際には紹介先企業への紹介実績や繋がりを作る意味でも、求職者を送ることには意味があるらしい。求職者の紹介自体が顧客とのコミュニケーションのツールとしての役割を果たしているのだろう。
そのため、転職求人はほぼ受ける気がないのだが、一応面談だけは受けてみることにした。
本来なら三方ともに時間や労力を使う意味がないと思うのだが、上記のようなツールとしての役割と、自身もある程度見分しないと判断できないということもあり、一定の意義はあるだろうと考えた。

名古屋フリーランス求職は、東京での活動を始めた時点で意味が薄れてきている。そもそもは東京に戻るということに対して消極的だった姿勢の妥協案という位置づけもあり、またフリーランスに対する恐れもあって、手近なところから活動を始めたという事情がある。
ある程度フリーランスの事情や需要も分かってきて、東京と名古屋での仕事の質と収入の差が見えてくると、それが優れている前者に希望が偏ってくるのは仕方ない。

このような流れから、東京でのフリーランス求職が優先的な希望となっていく。

しかし、上記の面談を受けた後、前の会社の人と飲んでみて、また考えが変わってくる。
とりあえず、人が足りないから仕事を手伝ってほしいとのことで、地方の現住所からテレワークで週5で働く形でもよいらしい。
週1で出社してほしいというような話もあったが、特に出社しなければ出来ない仕事がある訳でもないようで、必須でもなさそうだ。
待遇はアルバイトという形で時給制になる。ただ、時給はそこそこ高く、フルタイムで働けばそれなりの生活はできる。
おそらく収入自体は、前に働いていた時とそれほど差はないだろう。
フリーランスを個人で雇うというのはやっておらず、会社を作ってくれればそれに応じた待遇はするとのことだった。
会社を作るための手間は分からないが、知識も時間も必要だろう。今は特に時間がない。その選択はなさそうだ。

おそらく、東京のフリーランス求人の面談をしていなかったら即OKだったろう。
テレワークが可能という時点で、競合する求人はない。どこの求人でも常駐で週5が当然だからだ。
受験と両立するための仕事としては理想的な形態だろうと思う。
コードが生産できればいいのだからBGMで英文を流しつつ作業したりと、色々な時間の使い方が出来そうだ。
休憩時間は完全自由に使えるのだから、教科書を開いて学習したって構わない。最高だ。
家賃もかからない、生活費もかからない、通勤時間もかからない、ラッシュもない。

あとは、収入の差についてどう考えるかだ。
フリーランスの収入とアルバイトの収入だと倍近く変わってくる。
個人的な感覚だと前者が高すぎる。こんなに貰っていいのという感じである。
また、スキル云々、職歴云々でも、フリーランスとアルバイトだと大分格差はあると思う。
基本的にアルバイトに回ってくる仕事というのは、他の社員がやりたがらない仕事で、スキルが身につくような仕事でもない。
その辺の割り切りをどうするかという点だけが、引っかかる。

いずれにせよ、短期で判断せず、実際の活動を進めつつ、うまく着地させられたら良いと思う。
その間にも、学習ノルマは存在し、毎日学習をコツコツと進めていく必要も厳然としてある。


センター試験まで、あと318日。
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