10/15 の作業

なし


倫理的な面はおそらく言葉を尽くそうとも余り意味がない。
私は医師会の人でもなく厚労省の役人でもなく深刻な病状の患者でもない。
今の時点では当事者ではなく外部の人間なので、どんな言葉を尽くそうとも妄想・思い込み・理想の枠から出ない。

能力的な面はどうだろう。
知識のインプット・アウトプット、ガイドラインに従った正確かつ適切な診断・処置、長時間の診察でも一定の精度を確保する体力。
こちらは受験勉強および医師国家試験に合格し、その後の研修で一定の成績を収めることで担保されるべきものであり、プラス自身の志望に応じた努力を積み重ねた結果として得るものである。
今の時点で素質云々を考えても仕方がない。どれだけあると仮定したところで受験に落ちれば無意味である。

人格的な面はどうだろう。
実はここで思考が停止してしまっていた。
自身は愛想がよく、対話や雑談が苦にならないタイプだったので、診察や患者とのコミュニケーションは問題ないだろうと考えていた。
しかし、この1年受験勉強をしながら色々過去のことを振り返っていると、そうしたことは表面的なことで、実際には中身がなく空空しいものだったかもしれないと考え始めた。
というか、そもそも対人関係全般がかなりいい加減で適当だったのでは……むしろうまくいっていないことの方が多かったのでは……と。

実際、大学やその後の研修での人間関係で、再受験生という面倒な立場でやっていけるのか不安になってきている。
この辺りは性格うんぬんというよりは対策うんぬんで何とかならないか。
実際、人間関係は余計なことさえしなければ、最低限の対応で何とかなるものだと思う。

…どうも支離滅裂になってしまい、有益な考えは生まれなかった。
自分で枠を生み出してそれに要素が入るかどうかを延々と考えることに意味はない。
この記事の見出しに関する思考自体も最小限で済ませてしまえばよいと思う。


センター試験まで、あと96日。
二次試験まで、あと133日。
合格発表まで、あと144日。
大学入学まで、あと168日。