6/27 の作業
理科:化学基礎 9:30
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9:30
これまでの全体記憶中心の方法から原理理解中心の方法に変更し、化学基礎から再学習を始めた。
単語の名称定義の記憶だとか、化学式の記憶だとか、説明文の暗記ベースの理解だとか、煩雑な作業は一切なしで、主に頭の中のイメージに頼る作業が増えた。
例えば、原子の学習などでも陽子・電子・中性子などという単語は無視して、原子の構造のイメージを中心にして、性質や機能などを考えていく。
周期律表も、族・周期などは行と列位に考えて、専門用語は無視して考えやすい言葉に置き換えたり、遷移元素、典型元素、金属元素、非金属元素などの用語は使わずに、電子配置や価電子のイメージや金属とそれ以外として簡単な区切り方で覚えていく。
そうすると、確かにこれまで理解・記憶が面倒だった現象理解がスムーズに行くようになった。
記憶の負荷も減り、頭の中も(物が少ないので自然に)整理され、動的なイメージが多いので楽しくなってくる。
そうやって、原理部分のイメージを固めた後に教科書を周回して、それまで無視した単語が自然にイメージに配置されるようにする。
モノは既にあるので、それらにラベルを貼っていくような感じである。
これまでは、覚えたり内容を理解したりするのに、単語に使われている漢字のイメージや語感などから推測したり記憶を繋いだりしていたが、単語は単なる記号であり、それ以上の意味がなくなった。
単語にイメージを強く結合する形だと、理解が分割されやすく、全体のイメージを捉えにくくなる副作用があったかも知れない。
学習のやり方の変更や、具体的な方針を考えたり、それを適用するのに丸一日使ってしまったが、とりあえず方向付けは出来たと感じる。
後は今週は化学基礎を復習しつつ…、他の科目にも適用できないか検討していきたい。
化学で問題が発覚したというだけで、数学や英語でも同じことが起きていそうな気がする。
形式主義、儀礼主義、暗記主義に繋がるものがあり、仕事や人間関係のやり方にも影響しているかも。
例えば、合格体験記を読んで、その通りにすれば合格できるはず…とか思考停止に近い考え方をいつの間にかしていたり…。
自身の特性やその合格した際の方法の意味や原理を考えずに、表面だけを真似るだけ…演繹的な思考方法としては間違っていないが、精度が問題だ。
便利で簡単で説得力があるので用いやすいが、今回の学習問題の原因のように、対象(科目)の特性に合わない内容だと、容易に失敗する。
まあ、失敗したらやり直せばいいだけであるが。試行錯誤しながら近づけていけばいいので…。
センター試験まで、あと205日。
二次試験まで、あと242日。
合格発表まで、あと253日。
大学入学まで、あと277日。