続き。
ミケ子が到着し、
やっとホッと一息です。
ミケ子のアイスティーが到着してから、
もう一度ドンペリの儀式を始めましょう。
翼くんがアイスティーを作りに行ってる間に、
すっかり準備するのを忘れていたシャンパンシュガーをセットします。
偶然に銀座三越で見付けたシャンパンシュガーなのですが、
可愛らしい羽の形をしています。
絶対に卒業式に使おう!と、
密かに温めていたのです♪
ドンペリの乾杯はお預け状態。
翼くん、早く帰ってきて~!
と思うも、やっぱりあちこちで捕まっています…。
最終日だし段々超満員になってきちゃったし…、
これもまた、仕方ない…・゚・(ノ∀`;)・゚・
ミケ子のアイスティーが運ばれて来ると、
そのグラスを見て爆笑!!
「ごめーん…もうストロー無くなっちゃって…」
「もうむしろ無くていいからwww」
ミケ子はストローの飲みにくさを痛感していましたw
翼くんが戻ってきました。
ォヵ―+。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚―ェリ
ミケ子も到着したことですし、
ドンペリの儀式は仕切り直しです。
「ドンペリ、開けるところからやり直そう!w」
え?どうやって?w
「俺が開けて、口でパーンって言うから!w」
マジかw
「今日はありがとうございます!……『パァーーーン!!』www」
笑うしかないw
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
何の抵抗も無く勢いよく開いたドンペリw
グラスに注ぎ、みんなで乾杯します。
「ちょっとアラレちゃんの帽子っぽいよねw」
「あー!確かに!w」
可愛いシャンパンシュガーに一同興奮しつつ、
飲む為にグラスを傾けると…
「あぁぁ!落としちゃった…」
まぁ、そうなるわな(;^ω^A
飲む前に本当はグラスに入れる物なので、
装着したまま飲むのは無理なのです…。
でも翼くんに翼を付けてあげることが出来て、
とっても(自己)満足!( ´艸`)
「さて!次に渡す物、いくよ!」
「えー!ナニ?ナニ?」
儀式はどんどん進んでいきます。
どんどん進めないと、
翼くんはあちこち挨拶周りですぐにいなくなってしまいます。
「はい!これね!」
「えー!ナニコレ???」
「そーっと開けてね?」
「えー!生き物?」
「生き物だよ!w」
「うそーっ!!」
「wwwでもゆっくり開けて」
裏返しては怒られ、
揺すっては怒られを繰り返す翼くん。
箱を開け、中身を見た翼くん。
「うわーーーーーっ!!!超嬉しい!!!!」
キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!
やっと翼くんのお眼鏡に適う物をあげることに成功しましたwww
「俺ね、コレ、すっごく欲しかったの!!」
「よかったー!!」
「コレさぁ、どうしても欲しくてこの前伊勢丹に行ったの。そしたらビックリする値段で買うのやめちゃった…」
「それ、私が作ったんだよ」
「えーーーーっ!!こんなの作れるの!?!?」
「うんw」
「どうやって?」
「パーツ1つずつ買ってきてつなげて、針金も買ってきてペンチみたいなので丸めて作ったのw」
「うそー!すっごいね!!職人じゃん!w」
一体何をあげたのかと言うと、
エアープランツを入れる場所が付いたサンキャッチャー。
翼くんにあげた時の写真は残念ながらないのです。
何故ならはしゃぎすぎてて、
品物撮るには…顔も写っちゃいそうだったので…(;^ω^A
プレゼントを作り、
我が家にあった時の写真はこんな感じです。
スワロフスキーのシャンデリア用のパーツなどを組み合わせ、
サンキャッチャーを作っています。
イケガクでは照明が反射して、
実にキラキラと素敵に輝いておりました☆
*:.。☆..。.(´∀`人)
エアープランツにどっぷりハマっている翼くん。
自分で育ててるものの写真を見せてくれた時も大興奮でしたが、
今回も本当にこちらがビックリするくらい大興奮。
「うわー!可愛いね!すっごい!!!」
「良かった~、やっと気に入ってもらえる物があげられてw」
「これは嬉しい!」
「…これは…w」
特に、一番下に付いてる【タマ】がお気に入りだったらしく、
首からサンキャッチャーをぶら下げて遊んでいます。
「…翼…、そこからぶら下げるのはやめなさい…」
「え?」
「【タマ】の位置が悪い…w」
「あw」
ちょうどいい下の方でブラブラしている【タマ】。
やめなさいと言っても面白がってぶら下げている翼くんは、
まるで目が覚めたらサンタさんからプレゼントがあった子供の様ですw
冗談抜きで、
こんなに興奮してはしゃいだ翼くんを見たのは初めてかも…(〃艸〃)
エアープランツで興奮していると、
翼くんは下校の登校生をお見送りに行くように呼ばれました。
箱と包装紙を持ってうろうろしている翼くん。
慌てて咄嗟に出た一言が…
「ちょっとここ(ソファー)にゴミ置いてくね」
ゴミ扱いされたのはラッピング。
「あ、ゴミとか言っちゃったwww」
翼くん、本当は性格悪い?
(*・∀・*)
w
お見送りが終わり、翼くんは戻ってきました。
「はい、じゃあ次!」
「えー!まだあるの?」
なんだ?嫌なのか?w
「これはお手紙だよ」
「ありがとう…」
「今は読まなくていいけど、ちょっと中見て?」
そう私に言われて覗いた翼くん。
「あwww」
先ほど類先輩に作ってもらった学生証が入ってることに気付きました。
「さっきルイルイに作ってもらったのw」
「登校しろってことねw分かった!頑張ります!w」
期待はしてないけど、
可能性を残す…ってのは自由でしょ?w
「じゃあ次!」
「まだあるの?w」
だから、嫌なのか?w
「これ、多分翼は知らないと思うから…」
「…なに?」
「コレね、去年ルイルイの誕生日を記念して、ルイルイを主人公にして書いた小説なのw」
「えー!知らない!!!」
やっぱりw
「その時の相手役をあみだくじで決めてもらったら、翼くんだったのよw」
「そうなんだw」
「で、今回翼くんが卒業しちゃうから、お話の続きを書いてみたのw」
ザクロの中をパラッと開いた翼くん。
「思ったよりもすっごくちゃんとしてる!!www」
腐女子なめんなよ~?w
10月に類先輩の生誕記念本として書いたザクロ。
あのままで終わらせようと思っていたのですが、
相手役だった翼くんが今回卒業してしまうということになり、
私の心の中だけでも、
翼くんは今こうしているんだ…と納得したいと思い、
突発的に書き始めたのでした。
卒業式に渡すということは感想が聞けない…
という部分が非常に残念なのですが、
本当に読んでくれたら、
きっと類先輩にちょろっと感想らしきもの…
『なんかエグかったーw』
とか、
『もえぞう気持ち悪いよーw』
とか、
『…長いから最後まで読んで無い…』
とか…
なにかしら伝達があるのではないかと期待していますw
…おそらく3番が濃厚なんだけどw
前回同様、テーブルの引き出しにポイッと学園用のザクロを入れてもらい、
翼くんは荷物を置いて来ることに。
つづく






