今日も自分のお仕事がイベントの為、

着物で登校です。


池袋に到着し、

いつものようにお迎えのお電話をしてみます。



Σヽ(゚Д゚○)ノ


翼くんは相変わらずいませんが、

今日は珍しく類先輩がいるではありませんか!!


迷うことなく今日は類先輩にお迎えに来てもらうことにしました♪





今日も暑いし、

ゼリーでも買っていくか~…と西武の中の洋菓子屋さんをうろうろ。

ちょうど買おうと思ったゼリーはセット販売にもなっていて、

5個入りがあったのでそれをチョイス。

…決して面倒だったからその5個入りにしたんじゃないからね!(*・ε・*)


1つ余っちゃうなぁ…なんて思いながら、

まぁ誰か2つ食べればいいね~と、

待ち合わせの公園へ歩いて行きます。





公園への道すがらにTwitterを開いてみると、

翼くんが何やら池袋に向かっているのではないか…

というニュアンスのツイートをしています!

これは…(*゚∀゚*)!







公園へ到着すると、

既に類先輩は到着していて、

木の下で私を待っていてくれました。


ォハョ―+。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚―ゥ



「なんだ!今日は着物か!」

「うん。うち、イベント中なんだよ…」

「俺さ、この格好で公園にいて…周りの目もあるし、待ち合わせです!ってところを見せつけようと思ってたんだけど、来たら二人ともコスプレみたいな…w」

「待って!あなたコスプレだけど、私違うから!w」


今更学生服が恥ずかしいご様子の類先輩。

私はPTAの集まりに来た人みたいだし、

類先輩学生にしちゃ大人っぽいし…

周りは何の集まりだよ!?とか思ったでしょうね(;^ω^A


えぇ、ホモの集まりに行くんですけどね。

なにか?( ̄‥ ̄)フンガー







類先輩はさすが生徒会長なだけあって、

他の人のお迎えとは違っていたことが1つあるのです。

それは…


歩く速度がゆっくり♡

(*゚∀゚*)!


他のみんなは普通にスタスタイケガクへ向かって行くのですが、

やっぱり登校生側の感覚としては、

僅かな束の間のデートな訳です。

距離からいったらほんの1、2分の距離ですが、

その間を20ポイント(在校生指名なし)、

ないし50ポイント(在校生指名あり)使ってのデート。

ちょっとでもこの夢の時間を満喫したい(≧з≦)


…というのがみんなの気持ち。

類先輩のようにゆっくり歩いてくれたら…

ほんの少しだけど満喫度が増す!ってもんです♪

*:.。☆..。.(´∀`人)



え、でもまさか…

膝や腰が痛かったから歩けなかったって訳じゃないよね?

Σ(-∀-;)













カランコロ~ン



(*´∇`)o。゜:.・+ オハヨォォ・.:゜。o(´∇`*)






トイレ横の小さい方のドアに案内されます。





今日のメンバーは…



類先輩、

はる先輩、

ひなたくん、

用務員の奥村さん。



奥村さんもいるなんて、

今日は本当にレア!!(≧∀≦)








ひなたくんがやってきました。


「昨日はありがとうございました」


え?昨日なんかお礼されることしたっけ???(*´-ω・)ン?

ちょこっと考えていましたが、

どうやら翼くんとのポッキーのお礼のよう。

いやいや、あれは翼くん自らの指名だったからね♪(〃艸〃)




今日もファーストドリンクはソーダ☆



DSC_0608.JPG
イケガクはまったり中~





ここへ類先輩がやってきました。

テーブルの横にやってきて、

しゃがもうとしたその時。


「よっこいしょーいち」


ΣΣ(゚д゚lll)


「なにそれ?w」

「え?言わない?」

「言わないよw」

「えー、もえぞうにまでそう言われると…」


レトロなものの例えに私を使うのやめなさいw





ここから類先輩は先日リトくんたちと遊びに行った話や、

某俳優さんと一輝くんの目が似てるという話などをしていましたが、

割愛☆









奥村さんがやってきました。


.:+:.::.:+:(,, ・∀・)ノ゛ぉはょうー.:+:


「俺ね、林間以来(シフト)入って無くて、その前が3月だったからここに足を踏み入れるのすっごく久しぶりなの!」


Σヽ(゚Д゚○)ノ

それは久しぶりの登校ですね。

そんなに会って無い気がしないのは…なんでだろう?


今日は会えて嬉しかった~(〃▽〃)








この頃、類先輩と話していると、

視界の端っこにチラッチラッと見慣れない色(制服っぽくない色)がちらつきます。

あれ…?と視線を移してみると…



(*゚∀゚*)!


「つばさぁ~!おはよーー!!!」

「おはよ~!」


翼くんの登場です。





こちらへとやってきました。


(人´З`).:*゚..:。:.オハヨゥ.:*゚:.。:.


「Twitterであんな風に書いてたから、来るんじゃないかなって思ってたよ!」

「うん、用事が池袋の近くであったんだけど、早く終わったから行けるかな…って」

「そうだったんだ~。あ!ゼリー買って来てあるよ!しかも偶然に5個買って来たから翼の分ある!」

「やった~!どんなゼリー?」


すると箱の中をチェックしたらしい類先輩が、


「色んなフルーツのとかだったよ」

「フルーツのゼリー…」

「爽やかな、柑橘系とか入ってた」


マンゴーは買ってきてないわい!('ε`;)


「いいねー!いいねー!俺、マスカットが一番好き!」

「あー…マスカットは売って無かったなぁ…。グレープフルーツと、オレンジが2つずつで、あとはプリンみたいなやつだった」

「いいね~!じゃあ後でいただくね!ありがとう!」


翼くんはマスカットが好き…φ(・ω・ )メモメモ…

こんな最後になって情報収集…。

生かせる時が来るだろうか…(=д=。)





この頃、私はソーダを飲み終わるところでした。

これまた類先輩のタイミングったら素晴らしい。


「もえぞう、なんか飲む?」


うん、仕事の出来る男w


「翼くんは?」

「ビールか?」

「えー…いいの?そんな…」


遠慮する(最初だけ)翼くんにビールをすすめる類先輩と私。


「じゃあいただきます♪」

「もえぞうは?ソーダ?」

「…うん、そぅだ(ソーダ)ね…。あ…、わざとじゃないですwwww」

「分かってるよ!こんなどうしょうもないギャグ言わないだろ!w」


良かった、大人ギャグだと思われてなくてw






私のソーダと、

翼くんのビールで今日も乾杯♪



DSC_0610.JPG
あと何回乾杯出来るかな…







「今日はね、言えないんだけど、言えないんだけど!すっごくいいことがあったの!」

「そうなんだ!良かったね~♪」

「うん!本当に良かった…。今すっごく忙しくてさ…。はぁ…、疲れた…。でも今日は本当に良かったぁ…」


前世で何か凄く安心するようなことがあった模様。

翼くんがホッとして、ビールも進みます。


「そうそう!今日は類にチェキの印刷とかもしてもらわなきゃ…」

「あぁ、もうすぐだもんね」

「そう!なんかね、写真は撮ってあったのに、用紙が無くてずっと印刷してもらえなくてさ…。るいー!」


こうして翼くんはチェキを印刷する為に類先輩を呼びます。


「なに?」

「チェキ印刷してもらいたいんだけどさ、ずっと用紙が無くて出来なかったんだよ」

「すごい枚数あるだろ?」

「いやいやいやいや~、楓さまと比べたらwww」

「でも結構あったじゃん?」

「まぁいっぱいあったね~」

「じゃあ俺んとこ、送っといてよ」


これ、説明するとiPhoneには赤外線が無い為、

チェキを印刷する機械にデータを送信出来るのは類先輩が持っているガラケーなのです。


類先輩にデータを送るように言われた翼くん。

ところが3階を指さすジェスチャーを見せます。


「え?」


――ひょいひょい(上を指さす)――


「なに?携帯が上にあるの?」

「うんw」

「で?それを持って来いって?w」

「うんw」


よく通じたなー!w


類先輩は仕方ないなぁ~とばかりにこの場を離れます。







翼くんは動き回ってきたのか、お疲れモード。


「あぁ…ここに座りたい…。けど座ると怒られちゃうからな…」

※店舗の免許の関係で店員は着席出来ません


今日は登校日じゃないんだからいいんじゃないの?

なんて思いつつ、

お喋りしながら類先輩が3階に消えたのを確認した瞬間!


「今なら座れるよw」


私の悪魔の囁きw

すると翼くん、

やっぱり堂々と座るのは気が引けたのか、

片っちりだけちょこんと椅子に乗せ、

足を斜めに流して女座りか!という状態に。


その座り方の方が疲れませんかね?(;^ω^A



着物を着た私と、

ちょこんと座る翼くん。

その姿を見たはる先輩は、


「なんか…姉御みたいw」

「あぁ、姉御と若い燕でしょ?w」

「そうそう!それが言いたかったw」


うん、きっとそう見えてると思ってた( ̄▽ ̄;)







程なくして類先輩が戻ってきて、

翼くんの束の間の休息は終了。


ところが類先輩の手にはチェキを印刷する機械と、

フィルムのみがあり、翼くんの携帯はありません。


「え?携帯は?」


ニヤリと笑う類先輩。


「自分で取って来いって?」

「うんw」

「はぁ…。じゃあちょっと急いで取ってくる!」



思っていたよりも早く戻ってきた翼くん。


「暑い…。今3階まで走ったから余計暑くなった…」


そこへ私の扇子を差し出し、


「使う?」

「使うー!!……ふぅ…」


と涼みながら画像を取り出しています。


「LINEみたいに送れないからさぁ、めんどうだなぁ…いい方法ないかなぁ…」

「メールに何個も添付して送ればいいじゃん」

「あ!そっか!」

「あんまり大きいの何個も送れなかったりするけど、3つくらいならいけるんじゃん?」

「そっか!そっか!やってみる!」


そう言いながら翼くんは黙々とメールに向かい合います。

ひたすらメールに画像を添付しています。

ずーとずーとやってます。



「…………あ……、ほっといてごめん…w」


すると類先輩、


「いいんだよなー、もえぞうは翼眺めてるんだから」


そう!よくお分かりで!

翼くんが目の前にいてずーっとメールしてても、

例えゲームしててもかまいません。

ただただ美しい造形物!として眺めていますので。

苦痛にもならないし、寂しいとも思わない。

美術品のツボを見て、ツボとお喋りしたいと思わないのと同じです。





類先輩にメールが届き始めます。


「…おい…、コレ、全然盛れてないけど…いいの?w」

「え…。そう?俺、盛れてるとか盛れてないとか分かんないんだよ…」

「しかも何個も添付してきてるしw」


あ、それ、私の指導ですから…(;^ω^A


「本当にこれでいいの???w」

「えー?だめ?」

「いや、いいって言うならいいけど…これでいいの???w」


どんだけ確認する画像があるわけ!?w


「いいの!いいの!」

「いいのね?w」

「それでいいの!」


なんだか強行な感じも否めませんが、

とりあえず類先輩が印刷を始めました。





類先輩が印刷をしてくれている間に、

こんな話を私は始めました。


「ここに初めて来たのが一昨年の9月16日なの。その日、翼くんは深夜登校で、私たちが帰る時に入れ替えで登校したのを初めて見たのが最初だったんだよ~」

「あー、そうなんだぁ…」

「だから翼くんが6月16日に卒業するじゃん?16日だからキッカリ1年と9カ月なの!すごいよね~」


すると翼くん、


「スゴイネー」


思いっきり棒読み(=д=。)


「…ねぇ、思ってないでしょ?」


急に爆笑する翼くん。


「すごいって…あんま思って無いwwwねぇ、なんで思って無いって分かったの?www」


貴方の顔に書いてありますからっ!!!


w






しばらくすると印刷が終わったチェキを持って、

類先輩がやってきました。


「コレ…本当にいいの?悲壮感漂ってるけど…w」


やっぱり類先輩が確認します。


「えー、そう?俺結構いいと思ったんだけどなぁ…」

「全然だよ!wこっちのとかさぁ…これもらって嬉しいの?w」


Σ(-∀-;)

そんなに?w


普段から写真写りが激しく悪い翼くん。

照れくさいからポージング出来ないのが原因でしょうが、

元がイイだけにもったいない!


「そんなに酷いの?w」


写真を見る事が出来ない私も、

いい加減に気になってきました。

この時、私も翼くんのチェキは2つオーダーしてあります。

自分のチェキは…どれになるんだろう…(((( ;゚Д゚)))


「私…、2つとも酷いのとかだったら嫌だよ?w」


笑い転げる二人。


「全部悪い訳じゃないんだよ!これとかすっごくイケメンなんだよ!」


類先輩は力説します。


「な?こっちのは、あぁ、翼やっぱりイケメンだなぁ~って思うけど、次にこっち見ると、えぇーっ!?って思うくらい悲壮感漂っちゃってるんだよ!w」


もう私はその悲壮感漂った、

類先輩曰く一番写りの悪い写真が気になって仕方がありません。


「じゃあさぁ、いっちばんイイ写真と、いっちばん悪い写真にしてよ、私のチェキ」

「いいよぉ~www」


こうして悲壮感漂う、もらっても嬉しいのか疑問なチェキは、

めでたく私の所へお嫁に来ることが決まりました。







ではではそろそろお仕事に行く時間です。

下校手続きをしてもらい、

ドアの方にお見送りされます。


「姉御!いってらっしゃいませ!」


あら、いつの間に類先輩は

もえぞう組の若い衆になったのかしらw




またね~と手を振り、

現実の荒波に揉まれに行くのでしたとさ☆



おしまい☆



(*´∇`)ノシ マタネ~♪