続き。
珱くんにそう言われ、
イケガクの中をキョロキョロするも、
全く翼くんの姿は見えません。
「え、本当に?」
「本当だよ!」
珱くんに再度確認。
そう言えば、
以前もそんなことがあったな…
日曜日の夜に翼くんが来て…
立ち上がって叫んだことがあったw
そんな勝手な緊張状態の中を牛筋デミ煮込みが到着!
なので構図ゼロ。ただ撮った。
トロトロの牛筋のシチューといった印象です。
これにパンとか付けても美味しいだろうなぁ♪
でもこの時、
お腹がいっぱいということもありますが、
本当にお恥ずかしい話、
胸がいっぱいになってしまって喉を通らないというwwwww
どんだけ乙女なんだよ!
この歳で!www
※私は箱推しですのであしからず
ところが振り返っても見渡しても、
ちっとも翼くんがいる気配がありません。
ちょうど楓くんがやって来ました。
「ねぇねぇ、翼くん来たんだって!?どこに行ったの??」
「あぁ翼?今ね……ちょっと…」
まさか…忘れ物を取りに来たとかで帰ってしまったとか!?!?
「お花畑行ってる…w」
なーんだ、トイレかw
しばらくすると、翼くんがドアの方に向かって歩いてきました。
「つばさぁぁぁぁぁぁ」
ォハョ―+。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚―ゥ
「おぉ~!おはよー!」
あぁ、なんと久しぶりな生つばなんでしょう!!
(変な表記は気にしない)
しかし…しまった…
今日の私の格好はちょっと…いつもと違っていたのだった…w
一瞬怯えた表情だったわ…。・゚・(ノε`)・゚・。
でも翼くんに会えたのはこの一瞬だけ。
その後はずっとカウンターの中に入りっぱなし。
ちっともホールに出てくる気配がありません。
折角約2カ月ぶりに会えたのに、
お話しないで帰るとか嫌だー!・゜・(PД`q。)・゜・
ここで強硬手段を使ってみることにしました。
「ルイルイー!」
「なーに?」
「ここに翼くんが来てくれるんだったら、カフェパ入れるw」
それを聞いた類先輩、
「すぐに呼んで来ます!w」
分かりやすいwww
「おはよ~」
やっと翼くんがやってきました!
※翼くんは登校日ではないので私服
ォハョ―+。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚―ゥ
「翼くん、カフェパ何味がいい?」
「何味があるか見てくるね~」
黒板のカウンター裏をチェックする翼くん。
「じゃぁ…さくらんぼ?」
「いいよ~!」
「ありがとう!じゃぁ冷やしてくるね~」
サクランボ味のカフェパをテーブルに置き、
そのままカウンターへ去って行きました。
が、
またここからが戻って来ないw
ホント、人気者は辛いね~と書いてみるけど、
翼くんのことだから忘れてんじゃないのか!?
とか思ったりw
仕方なく私たちは空になったグレープフルーツ味のカフェパの瓶を取り出し、
代わりにサクランボ味を入れてみます。
と、少しした頃に翼くんがやってきて、
「ごめん!w」
えぇ、私たちセルフでしたw
「これ、冷えたかなぁ?」
「んー…まだぬるそうだねぇ…」
「そっか…じゃぁ氷持ってくるね!」
今度はすぐに戻って来てくれましたw
「昨日は氷が無くなっちゃって、ドンペリ入れたのにぬるかったのw」
「えぇーーーっ!?ぬるいドンペリとかもったいない…」
「そう言えば翼くんはお酒飲めるの?」
「うん、飲めるよ~好き~」
そうと聞けば安心して薦めることが出来ます。
お酒飲めないのに仕事だから無理して飲む!とか、
悲しすぎるじゃないですか…。
なので、
飲めない在校生は、
少なくとも私の席では無理して飲まないでね?
※大人の事情により類先輩は除く
「じゃぁ開けるね?2周年、おめでとうございます!」
――ポンッ――
3人で乾杯して、サクランボ味をいただきます♪
あぁ…なんだろうなぁ…この、
偽リア充感wwww
いいの、偽でも。
「ホント、久しぶりだよね~」
「そうだよぉー!約2カ月ぶりだよ!」
「そっかぁ…俺、あんまり登校してなかったかも。ちゃんと登校してた?」
「……ん……私も平日はあまり来てないw」
「なーんだw」
「だって平日の昼間来るの大変なんだよ、仕事前で。で、頑張って来てもいない!ってなるのがショックで…段々平日に来なくなるんだよw」
リアルな解説w
「でも、ちゃんとツイッターは見てるんだよ?」
「そうなの?…ならヨシw」
「ほら、あれ!なんかオジサンのツイートしてなかった?」
「オジサン…?」
するとひろみちゃんが、
「あぁ!あれじゃない?タクシーのやつ!」
「あぁ!あれかぁ!」
「それかな?なんか書いてあって、読んで、『えぇー!?』って思った」
「あれね…、ホント、引くよ?そーとー凄い話だけど…聞く?」
「そうなの?聞く!」
ここからは私がつい最近恐怖体験をした話なのです。
ホラーではありませんが…
かな~~~~り驚く下ネタ。
(この前割愛した話し)
内容的には割愛ネタを遥かに超えてます。
あまりにも割愛しちゃうと話がつまらないので、
あらすじ(?)だけ書くと…
※私はこんな格好してるけど銀座のクラブのママさんですw
私の住む街方面に住んでるお客様に、
タクシーで送ってもらうという話になりました。
これ、銀座では普通のことで、
変なことではありません。
ちなみに、そのお客様は三年くらい前に1回来店しただけ。
御接待を受けてる側でした。
二人きりでタクシーに乗って、
もえぞう経由、そのお客様の街へと運転手さんにお願いし、
普通にお話していたら…
そのお客さんがチャック下ろしてイチモツを陳列していたという話。
それだけならまだしも、
私の手を無理やりイチモツに押し付け、
拒否で突っ張っている私の手(触りたくないのでグー状態)をその男性が動かし、
声まで上げていたという恐怖体験w
この話を細かく説明する度、
翼くんの大きな目玉はぎょろっとむき出しになり驚いていますw
「えぇーっ!?」
「えーっ!?」
「マジでぇ!?」
「うわ…ないわ…」
自分で話しだしたんだけど、
もっと楽しい話をすれば良かったww
翼くんとお喋りしながら
強制的(?)に3杯飲ませます。
あぁ、満足(〃艸〃)
いつの間にが用務員の奥村さんが登校してました。
(*´∇`)o。゜:.・+ オハヨォォ・.:゜。o(´∇`*)
「ねぇ、一馬知らない?」
「え?…そこにいるよ?」
「あれ?さっきまでいなくてさ…、探しちゃったよ」
用務員さんは一馬くんの忘れものを届けに来たんですよねw
そこに珱くんと楓くんがやってきました。
二人にもカフェパを飲んでもらいましょう。
すると珱くん、徐に瓶を持ち上げて…
ラッパ飲み!w
Σ(´□` ) ハゥ
「お前、なにやってんの!?」
楓くんが突っ込みますw
楓くんに瓶を渡す珱くん。
すると…
ラッパ飲みw
やってることは変わらんw
「ダメダメ!見つかったら怒られちゃう!wしゃがんで見えないように…」
そう言いながら楓くんが瓶を咥えてしゃがんだ前に、
珱くんが立っています。
位置的に…
(*゚∀゚*)!(*´д`*)ハァハァ
あぁ…なんてBLなの!!!!wwww
「かえちゃん、もうちょっとしゃがむとちょうどいい!www」
その発言後、みんなに怒られましたw
魔法のお水で気持ち良くなった頃、
どうやら王様椅子の席で類×はるのポッキーが始まったようです。
私の位置からもバッチリ見えます。
類先輩のネクタイではる先輩は手首を縛りあげられ、
額や頬にキスされ…ポッキー!!!
(*´д`*)ハァハァ(*´д`*)ハァハァ(*´д`*)ハァハァ
なんと!めずらしくこの二人で成功していますwwww
しかし!
ポッキーが終わったらはる先輩が反撃してるというw
はい、やっぱりいつもの二人です。
このポッキーを座ったままこっそり見ようとしていたら、
どんどん見えない位置になるので、
こちらも覗き込むように仰け反ったブリッヂみたいな格好になってしまいましたw
「もえぞう…w」
誰かが笑っている…
そう持って振り向くと、
笑っているのは新くんでしたw
なんか新くんに笑われると、
本気で恥ずかしいwwww
そろそろイケガクは終わりの時間。
類先輩が伝票を集めて行きます。
黒板前のカウンターで電卓を叩く類先輩。
こっそり観察してましたが…
嬉しそうw
ちょうど私の学生証が更新だったので、
「つばさ~、もえぞうの書いて~」
そう言って類先輩が翼くんに渡してくれました。
学生証の更新の時に翼くんに当たったことがないから、
何気に初めて書いてもらいます。
初登校した時には自分で名前を書き込む学生証。
しかし、更新時には在校生にお名前を書いてもらえます。
その在校生によって様々なイラストやメッセージも込みで名前を書いてもらえるので、
ちょっとしたメッセージカード的な楽しみの一つ。
「えー…俺、なんて書けばいいのかわかんないよ…」
そう言いながら翼くんが学生証の私の名前欄に書いてくれた文字は…
枠いっぱいに書いた
【もえぞう】
の文字。
そのままやんけー!!!!wwwww
これを見た私は爆笑!
まさか本当にそのままもえぞうと名前だけ書くとは思ってもみませんでした!w
「ちょっとぉーひどいー!wルイルイ見てよぉ!翼くんが酷いの!!w」
【もえぞう】と書かれた学生証を見た類先輩も吹き出します。
「えー…なんて書いたらいいの?www」
「じゃぁ今までの出して読むからね?」
今までの歴代学生証を読み上げる私。
【ポッキーの女王もえぞう】やら、
【我らのもえぞう嬢】など、面白いものがたくさんあります。
それを聞きながら翼くんはというと…
左枠と『も』の間に縦に小さく
【大好き】、
右枠と『う』の間に縦に小さく
【ソーセージ】(タクシーの話の中でソーセージと言っていた)、
『え』と『ぞ』の間に縦に小さく
【二年生】と書くのでしたw
なんか色んな意味で…
無理矢理感満載っ!!!www
さて、イケガク内は下校ラッシュです。
でも、私には一つだけ心残りがあります。
「ルイルイー!!一つだけお願いがあるの!」
「なに?」
もうお酒を飲んだ勢いです。
思い切って言ってみましょう。
「イケガクカメラで翼くんと一緒に撮りたい!!!」
普段イベントの時にしか写真なんか撮れません。
たとえイケガクのアルバムの中ででも、
二人の生きた証を…(大袈裟)
すると、下校時刻を過ぎているイケガク…。
類先輩は思いがけない一言を口にするのです。
「もぅ!w…それは明日にして!!」
―― シーン ――
「ほほ~、言ったな?w明日だな?よーし、明日撮ろうじゃないか!www」
「はっ!…わたくし…、失言をしてしまいましたwwwwww」
自分で決めたルール(在校生がいつ登校するかは秘密)をポロリして顔を赤らめる類先輩、
なんとも可愛い先輩ですw
でも、
このやり取りを見ていた在校生、
日頃の不憫を感じてか類先輩がいない隙にカメラを持って来てくれます。
カメラマンは相変わらずそらくん。
横では珱くんが画面を覗き込んでいます。
「ハイ、撮るよ~?」
――パシャ――
「もう一枚撮るよ~」
――パシャ――
撮れた写真を見ていた珱くん、
「うわ…もえぞう…写真写り、超良いね!w」
「ちょっとお!それ、今が悪いみたいじゃないのぉ!」
そのやり取りを笑いながら見守る翼くんw
あぁ、生きた証が無事に残りましたw
下校に向けて立ち上がると、私のふわっと膨らんだスカートが気になった翼くん。
「その中ってどうなってるの?」
「この下はね…」
少しスカートを捲ります。
「うわっ!捲って大丈夫!?」
「大丈夫。ほら、パニエっていうので膨らませてるんだよ~」
「へぇ……」
その後に、翼くんとは思えない一言が…。
「じゃぁその下は?w」
一瞬沈黙が流れたイケガク。
ダメ!翼くんがそんなこと言っちゃ!w
「この下?この下は決まってるじゃん、…フンドシだよwwwwww」
「まーじかぁーwwwwww」
「昨日は葉っぱだったけどねw」
そこへ類先輩が一言。
「安上がりでいいなぁwwwwww」
そこ!?wwwwww
こうして、
彦星様と織姫様に願いを叶えてもらい、
明日に向けてご機嫌で下校するのでしたとさ☆
おしまい☆
(*´∇`)ノシ マタネ~♪
