続き。
赤い王様椅子の右側に類先輩、
左側にはる先輩が移動して座ります。
その移動するときに、
本当にはる先輩は私にiphoneを録画状態にして渡してきましたw
人の携帯って緊張するなぁ!w
テーブルに携帯をさりげなく立てて、
カメラをこっそり類先輩の方に向けます。
顔がやっぱり真っ赤です。
いつもより声も大きく、ろれつも若干怪しいし…
自分がどうこうというのはさておき、
世間一般ではこういう状態を酔っ払いと言います。
私のカメラアングルはバッチリです。
類先輩とはる先輩はシナリオを確認中。
すると…
携帯の画面に容量がいっぱいで撮影出来ないという表示が!
Σ(-∀-;)
こればっかりは自分ではどうにもなりません…。
さりげなくはる先輩に携帯を差し出すと、
「ん?あ!」
と携帯をいじりだします。
こっそり盗撮されていることを知らない類先輩は、
ポッキーが始まる直前なのに携帯をいじりだすはる先輩の行動が気に食いません。
「ねぇ、ちょっと何やってるの?」
「……」
えぇ、言えませんw
はる先輩もなんとか容量を空けようとしますが、
何しろ時間がなさすぎます。
「おい!ちょっと!」
類先輩の声が気になります。
結果、
「…っ!もういいや!」
ポッケに携帯をしまいましたw
はい、
無駄な努力w
これ、
本当は書かない方がいいかな~って思ったんですよ。
【気合いが入った時】に類先輩がこっそり(?)このブログを読んで知ったら…
なーんて思ったのですがね?
そんないたずら計画はなんてことない話しでしたけど、
【ポッキー始まる直前なのに携帯出してメールかなんかやってた】
って誤解のままの方が、
はる先輩にはよくないかな…と思って、
あえて書いてみました。
ま、そもそも…
こんなやり取り二人とも覚えてなさそうだけどねーwww
携帯がしまわれた所で、
いよいよポッキーが始まります!
ここははる先輩の部屋で、
外から帰ってくるという設定です。
どうなるかな…類先輩の受け!( ´艸`)ムププ
よーい、スターーート!!!
文化祭が終わり、打ち上げと称してお酒を飲みまくった類とはる。
飲みすぎた類ははるの右肩に抱えられ、
なんとかはるの寮の部屋まで連れてきてもらった。
「あー…飲んだぁ…」
「大丈夫?」
「んー…酔っぱらったぁ…もうらめぇ…」
なんとか類を座らせると、向かい側の椅子にはるも座り、寝る準備に取り掛かる。
「んねぇ…はるぅ…?」
「なに?」
「ねぇ、しよ?」
「え?」
「しよ?」
はるの足に絡ませてくる類の足は、必要以上にちょっかいを出している。
「ねぇ、しようよ」
「えー、勘弁して。俺、今日本当に疲れてるから」
「なーんでぇー?いいじゃん。ねぇ、したい!早くぅ!」
「しないって」
「ねぇ!エ○チしたい!いいでしょ?ねぇ!」
はるの足の間に自らの足をねじ込む類。嫌がるはるに強引に絡む。
「じゃぁさ、俺がしたくなるようなこと、してよ?」
「え…なに?」
はるはポッキーを手に取ると、自らの高ぶりの位置に見立てた。
「はい」
「えー!えー!」
「早く!」
「えーっ!」
咥えろとばかりのはるの誘いにたじろぐ類の足を掴み、そのまま手繰り寄せる。
椅子から体は滑り落ち、アクロバティックな状態を乗り越え、
なんとか類ははるの上に乗ることが出来た。
はるはポッキーを口に咥えると、類に来るように視線で促す。
類はポッキーの先端に触れそうになるが、
いたずらに動かされるので口にすることが出来ない。
何度も焦らされたままでついに我慢が出来なくなり、
自らはるの後頭部へ手を置き、咥えてゆく。
はるもそんな類を手繰り寄せて、二人の唇が重なった。
お酒の勢いを借りたふりをした、
類の勝ちだったのかもしれない…。
――END――
∵ゞ(≧ε≦o)ぶっ
なんというアクロバティックなBL!
サーカスみたいだったぞwww
でも類先輩が受けってか…
ただの酔っ払いだったなぁw
それでも類先輩の…
さかってる感じが良かった!!w
(*´д`*)ハァハァ
なんかこの二人でポッキーやると
どうしてこんなにアダルティーな感じになるんだろw
ポッキーが終わって真っ先に類先輩とはる先輩が、
初めてポッキーを見た佳月さんに声をかけます。
「どう?どう?どう?…萌えた?」
「……萌えとは…違うかな…w」
残念w
でも楽しんでもらえたご様子でしたw
テーブルに戻った私たちのところへ、
類先輩がやってきてしゃがみながら話します。
どうやら受けが相当屈辱的…いや、
はる先輩に断られたのが屈辱的だったご様子w
「本当はね?類先輩が攻めで、相手はかえちゃん!って思ってたの」
「うん」
「だけど、類先輩の顔が赤いし、攻めじゃないなーってことで受けにしたら面白いかも!って思って、だったらはる先輩だなぁ~って決めたのよ」
「そうだったんだぁ~」
「だってさ、そらくんが攻めで類先輩が受け!とか…」
「攻め切れるかなぁ?」
「んー…受けになちゃいそうだよねぇw」
「まぁでもね、楓あたりとするのはいいと思うんだよ!」
「ふ~ん…」
「楓とか案外いい演技するし~…」
「あぁ、かえちゃんとやりたいんだ!じゃぁ楓×類ね!wそらくーん!ポッキー追加でー!w」
冷蔵庫前にいたそらくんは、
私のその言葉に「ホント?ホントに?」と注文を入れていいのかドギマギしてます。
「えー!えー!うそ!w」
「嘘じゃないよ!ポッキーおかわりだよ!今度はかえちゃんが攻めで、類先輩が受けだよwww」
はっきりと選抜に選ばれたのがわかると、
また両手で顔を覆いながら
「えぇーーーーーーーーーっ!!!w」
と発狂する類先輩w
カウンターの中にいる楓くんがどうしたのかと尋ねると、
「俺さぁ、そらと楓をくっつけようと思って話してたら、何故が俺が楓に攻められる話になってたよ!w墓穴だぁー!w」
でも、受けもまんざらじゃないでしょ?w
「そんなに喜んじゃってぇ!照れて顔赤いよ?w」
「もー!!w」
おもいっきり嬉しそうだよ?w
なんだかんだ嬉しそうな類先輩。
別の席でも受けでポッキーが入りましたw
この日の類先輩は…
攻められまくりですwwww
そして、
お酒も回ってきたのか、
いよいよ本格的にろれつが怪しい…w
全然聞きとれますけどね?
なんというか…
それでも珍しい状態には違いありませんw
楓くんのちゃんとした攻めって実は初めてなんじゃないかしら?
あぁ、楽しみだなぁ♪(*´д`*)ハァハァ
でも…
類先輩が色々心配だなぁ…(´Д`;)
そして、
そんな予感が的中するのです…(=ω=メ)
そんな楓×類は…
また次の章で!
もう寝るー!!!
||寝室Юヾ(●´∀)ノ" おやすみね~♪