ゆっくりと・・・
なんとなく、流れていく。。。
このまま、あてもなくどこまでも。
気づくとそこには、誰もいない。それで、いい・・・。
ボクには、それが丁度いい。
W子とのこと。。。。
二人で入ったホテルのBar。
たしか、そこで彼女の昔の話を聞いた。。。
好きだった彼のこと。その彼に振り回された過去。
彼女はそれでも、「幸せだった」という,。
なぜ、女性は、「いいかげん」なオトコを好きになったりするんだろう。
だから、ボクのようなものが存在するのか。。。
懐かしさに目を細める彼女。。。
ボクは、
「そんな恋もいいね」
などと、思ってもいない言葉をかけたりする。
「アクセさんも何か話してよ」
カクテルに少し酔いを戻したW子が聞いてくる。
「うん。。。まぁ、色々・・・かな」
実際、色々だったわけで・・・。
同じ会社の人に、ボクの本性を見せるわけにもいかず・・・。
「ねぇ、今度おいしいお店、紹介してよ」
そんな言葉で、話をそらした。
「いいよ。いつにする?」
「じゃあ、今度の金曜ね」
そんな約束をするだけで、ボクには十分だった。
彼女は同じオフィスに明日もいる。時間はたっぷりとある。。。ゆっくりでいい。
いつにもまして慎重なボクは、ただの会社人間なのかもしれない。
結局、自分だけを守ろうと必死になってるだけのかも。。。
オトコは、いつも「失うかもしれない」ものとを秤にかける。
それは、ほとんどの場合、社会的なものだったりする。
つまらないな。。。ボクは
たぶん、次はW子とどうにかなる。。。